[OBD2端子] に接続している「レーダー探知機」の電源を [アクセサリー電源] に切り替えるため、「トヨタ専用 OBD2分岐ケーブル」を購入しました。
OBD2分岐ケーブル
「OBD2分岐ケーブル」は [OBD2端子] に2台以上の機器を接続するときに使用するアクセサリーです。
実際に「OBD2分岐ケーブル」を使って2台以上の機器を接続したことがないのではっきりとしたことは言えませんが、車両情報をモニターするような機器を2台以上繋ぐと正常に動かないことが多いようです。(信号のやり取りがあるので)
ただ、正常に動く機器もあるようなので『やってみないとわからない』と言うのが正直なところではないでしょうか。
アクセサリー電源に切り替える理由
以前の記事で「レーダー探知機」を [常時電源] に接続することよる悪影響は『ほぼ無い』ことを確認していますが、『念には念を』と言うことで
「OBD2分岐ケーブル」の配線を加工して [常時電源] が流れているピンに [アクセサリー電源] を流して、わずかでも『暗電流』を減らすことにしました。(気持ちの問題?)
ついでに、使用していない方のコネクターを純正位置に固定して、ディーラーのメカニックが検査のたびに「OBD2接続アダプター」を取り外す手間をなくします。
ただし、点検に出すときは「レーダー探知機」の電源を切らなければ、診断機器が正常に動かない可能性が高いので、こちらの手間は少しだけ増える予定です。(リモコンを使って電源OFF)
トヨタ専用 OBD2分岐ケーブル
今回購入した「トヨタ専用 OBD2分岐ケーブル」についてレビューがてら簡単に紹介します。
私が「トヨタ専用 OBD2分岐ケーブル」を選んだ理由は、価格の安さだけではなく、加工のしやすさと配線の太さに注目しました。
配線が細いと「ギボシ端子」や「接続コネクター」が使いにくいのと、断線するリスクが高くなるからです。
それに色付きの配線が採用されていたのもポイントです。ピンによって配線色が違うので、製造段階でのミス(誤結線など)が起こりにくいと考えました。
分岐は二股(並列)タイプで、『トヨタ専用OBD2ケーブル配線長22cm』と『汎用型OBD2ケーブル配線長29cm』に分かれています。
商品説明で『トヨタ専用』とされている方のコネクターです。『汎用型』とはツメの形状が違っています。
こちらが『汎用型』コネクターです。色が黒いので車両の純正位置に固定した場合、ディーラーのメカニックに警戒される可能性があります。
C-HRの [OBD2端子] は『汎用型』コネクターです。※年式やグレードによって違うかもしれません。どんな車種が『トヨタ専用』コネクターを採用しているのかは、個人的に謎です。
『トヨタ専用』となっていますが、[OBD2端子] のピン16本がすべて結線されているので、トヨタ車以外にも問題なく使えそうです。
ただし、テスター(マルチメーター)を使ってすべてのピンの導通確認を行ったわけではないので、トヨタ車以外に使用する場合は自己責任でお願いします。
未加工の「トヨタ専用 OBD2分岐ケーブル」を使って『トヨタ専用コネクター』と『汎用型コネクター』共に正常に「レーダー探知機」が車両情報をモニターするのを確認しました。
コネクターの取り外しもちょうど良い手応えでスムーズです。
太めの配線を「編組スリーブ」 と「熱収縮チューブ」を使って丁寧にまとめられているので、手に持つと重量感があり、剛性も高く安心感があります。
カラフルなコードと黒いパーツで見た目もグッドです。(隠れてしまいますが)
個人的には価格以上のクオリティに感じました。
次回は「トヨタ専用 OBD2分岐ケーブル」の加工について記事にしたいと思います。
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