値引き交渉術

はじめに

値引き交渉術なんて大袈裟なタイトルにしていますが、大したことはしていません。一般的に言われている方法と違うと思いますが「こんなやり方もあるね」くらいな感じで読んでください。

交渉の時に気を付けること

新車を買う時に気になるのが値引きの額だと思います。当然できるだけ安く買えた方が良いに決まってますよね。

見積もりを出して貰う時には車両本体価格、下取り価格、付属品価格を分けて考えてください。

交渉中に下取り車や付属品が無くなったとしても『車両本体価格の値引き額』が変わらないことをたびたび確認しながら話をすすめることが重要です。

他にも現金とローンで値引き額に差が出ることがあります。特に大幅な値引きが引き出せた時には支払方法を変更すると価格を修正されることがあるので注意してください。一般的にローンで買う方が値引き額は多くなりますが、利子を越えることは無いと思います。

交渉前にやっておきたいこと

まずは「買取専門店」などで下取車の査定をしてもらった方が良いでしょう。この段階で売買契約は結びません。購入を見送るかもしれませんし、ディーラーの下取り価格も聞く必要があります。

車両本体価格の値引き率

私は車両本体価格からの値引き率を新型車で5%、マイナーチェンジ後で8%、それ以外であれば10%、モデル末期だと12%以上、販売店装着オプションは選ぶ物にもよりますが10~30%の値引きを目標にしています。

人気車種になると難しい交渉になることが多いので、目標額を達成できなければ頭を冷やす意味で一度契約を見送ることもあります。

値引き交渉開始

値引きの目標額を決めて、おおよその下取り価格がわかったところでディーラーに出向き交渉をはじめます。

重要なのは「買いたい」意思を見せることです。その車の気に入っている所について話しながら見積もりを作ってもらうと営業マンと打ち解けて交渉しやすくなります。

向こうから提案があると思いますが下取り車の査定を忘れずにお願いしてください。ディーラーが「買取専門店」と同じような金額を提示してきた場合は再度「買取専門店」に出向く必要があります。

一度目の見積もりで納得できる値段を出してくることは無いと思います。「すごく欲しいけど、この値段では買う気になれない。」「欲しいけど高くて買えない。」など営業マンには気持ちを正直に伝えて相談に乗って貰いましょう。頼りにされた営業マンはきっと値引きを頑張ってくれます。

ただし車両本体価格、オプション価格、下取り価格は別に考えることを忘れないでください。ナビゲーションシステムなど大きなオプションを付けた場合と付けない場合、下取り車が無い場合など何通りか見積書を出して貰うとそれぞれの値引きが見えてくると思います。

昔は車両本体価格の値引きを多く見せるため、下取り価格やオプション価格で調整したりしていました。今は消費税の兼ね合いもあって簡単にはできないみたいですが油断は禁物です。

交渉中はローンを使うと見せかけて最後に現金払いに変更する荒業もあります。何度も通用しませんし値引き額が変わることもあるので注意してください。

在庫車について

交渉している車が在庫車なのか確認が必要です。受注生産であれば値引き率が変わることはありませんが、在庫車の場合メーカーオプションやボディカラーの変更で大きく価格が変わることがあります。

それと在庫車のグレードやボディカラーによって値引きが大きいものが稀にあります。希望と一致していなくても妥協できるのであれば狙い目です。

ただし在庫車の場合、交渉中に売れてしまうこともあります。気に入った車を見つけたら営業マンと相談してとりあえずキープして貰うことをおすすめします。

販売店装着オプションについて

販売店装着オプションは納車後でも購入することはできます。しかし新車購入時のような値引きは期待できません。

欲しい装備品がある場合は契約時に購入することをおすすめします。

期待した値引きが引き出せなかったら

契約を決心する金額は人それぞれですが、納得のいく価格が出なければ諦めましょう。

せっかく見積もりを出して貰ったからといって無理に買う必要はありません。

「時間を取らせて申し訳ありませんでした。残念ですけど今回は見送ります。良い話があったら連絡して下さい。」とでも話しておけば良い話があれば連絡をくれます。

一日目で期待通りの結果が出た

初回訪問で納得できる見積書ができあがればここで判子を…

押しません。

納得できるのであれば契約しても構いませんが、競売もしていませんし更なる値引きのために「持ち帰って検討します。」「もう少し考えます。」と伝えて帰宅することをおすすめします。

たまに「今、決めて貰えればもう少し頑張ります。」なんてこともあるので頑張って貰える額をしっかり聞いて帰りましょう。後日でもその価格は大抵出して貰えます。

隠れて競売する方が相手に悪い印象を与えません

納得できる見積もりを出して貰っても「他だともっと安く買えるかもしれない」と気になりませんか?

私は気になります。もし気になったら「こっそり競売」に行きましょう。

他で交渉していることは内緒です。相手も最初から「向うはいくら値引きしてくれた。」とか「これより安くなるなら買う。」なんて言われると、あまり良い気分はしません。(他でも値引き交渉をしていることを伝えるのは後一押し欲しい時には有効だと思います)

見積はできるだけ同じ条件で出して貰います。ある程度交渉しても最初のディーラーと価格が大きく離れているのに「向うは幾ら引いてくれた。」とか言うのは野暮です。最初の営業マンが自分のために頑張ってくれたことが証明されたので交渉は終了です。笑顔で帰りましょう。

最終的に何を重要視するか?

競売の結果、同じよう条件を提示されるとどちらを選ぶか困りますよね。私は立地条件や、どちらの営業マンとうまく付き会っていけるかで判断しています。

以前こんなことがありました。納車日があと数日まで迫った時に担当営業マンから「納車日を伸ばせば新しいモデルのナビが取り付けられますがどうしますか?値段も少し安くなります。」と連絡がありました。もちろん新しいナビをお願いしましたが、きめ細かくフォローしていると感心しました。ちなみにC-HRを購入したのはその時の営業マンからです。

車種違いで競売していた場合、多少価格が高くても欲しい車を買うべきだと私は考えます。何年乗るのかも考えて決定してください。価格がすべてではありません。

断りの連絡は忘れずに

何件かディーラーを周って良い見積もりが取れたら契約まであと一息です。電話で良いので契約前にお断りする営業マンへの連絡は忘れないでください。

「金額的に折り合いがつかなかったので今回は諦めます。」とでも言っておけば角が立たないと思います。ここで値引きの上乗せの話になるかもしれません。交渉を継続するか否かはみなさんにお任せしますが、その時の電話で即答するのだけは避けた方が良いと思います。

断りを入れてから値引きを提案されてもあまり気持ちの良いものではありません。余程の上乗せでもない限り私は交渉を打ち切っています。

最後のワガママ

断りの電話が済んだら、買うことに決めた営業マンには最後の我がままを聞いてもらいます。付属品のサービスや燃料満タン、端数の切り捨てなど背中を押してくれる何かをお願いしましょう。どうせダメもとなので甘えてみてください。意外と聞いてくれます。

最後に

私は面倒くさがりなので下取りはディーラーにお願いしてきました。

過去に1度だけ営業マンが「買取専門店」に車を売りに行ってくれたことがあり、下取り価格の違いに驚いたことがあります。そんなことがあったにもかかわらず、手続きが増えるのが面倒で「買取専門店」ことはずっと忘れていました。
今回、C-HRを購入するにあたり下取り車は「ガリバー」に買取をお願いしました。納車待ちが長く何となく見積もりをして貰ったのがきっかけです。買取価格はディーラーの下取り価格よりも25万円ほど高い金額だったので大満足です。
心配していた手続きもスムーズで特に面倒なことはありませんでした。(さすがに書類の記入と捺印などは必要です)インターネットからの見積もりも可能なので一度「買取専門店」に査定して貰うことをおすすめします。

色々と書きましたが営業マンと仲良くなると値引きも引き出しやすいと思います。ただし頑張ってくれた相手への礼儀と感謝は忘れないでください。