車内でのウインカー信号の取り出し
以前の記事で「LEDリフレクター」の電源はラゲージルーム内の右テールランプへの配線に接続しました。
勘の良い方はわかったと思いますが、「白/黒」はアース、「青」はブレーキ、「緑」はスモールでした。その他にもう1本「水色」の配線が走っていましたが、あれは右テールランプのウインカー線です。そして左テールランプのウインカー線は「黄色」です。
テールランプの配線は左から右に走っていたので助手席側のジャンクションボックスから上手く探し出せれば室内でウインカー線への接続が可能になります。
助手席側ジャンクションボックス
助手席側ジャンクションボックスにアクセスするには左足元のパネルを外す必要があります。パネルは手で回せるネジとクリップ2個で止まっています。
左足元のパネルを外す前にキックパネルを外すか浮かせてください。
パネルを外すとジャンクションボックスが見えます。
ウインカー線の通電確認
通電を確認するには「検電テスター」を使います。
コネクターの根元に届かない場合は「検電テスター」の先端を配線に差しても良いのですが、確認後の絶縁が面倒なのでLEDの足を養生テープで固定して簡易アダプターを作りました。電流が流れる硬くて細い物であれば針でもクリップでも良いです。
「検電テスター」のワニ口クリップをアースポイントへ接続して、先端をジャンクションボックスのコネクターの根元にそっと差して検電していきます。
とその前に、ウインカー線を探すのでウインカーを点灯させなければなりません。私の場合はエンジンはかけずにハザードを点灯させて探しました。
今回はテールランプの配線の色がわかっているので「黄色」と「水色」の配線が並んでいる場所を探します。もし当たりを付けていた配線が無かった場合は、上から順番に総当たりしなければなりません。
ジャンクションボックス一番下の小さなカプラーの中に「黄色」と「水色」の配線が並んでいるのを見つけました。
ビンゴ!ハザードに合わせて点滅します。左右の確認は配線の色がわかっているので省略しました。
動作確認用配線の作成
「ウインカー連動デイライト」が正常に動いて車に不具合が出ないかテストをするためにテスト用配線を作ります。
「コネクタピン」を利用してウインカー線に接続することにしました。
「コネクタピン」は配線から脱落しないように「細線用電工ペンチ」を使ってしっかり”かしめて”ください。反対側には「エーモン 接続コネクター」を取り付けます。
コントロールユニットのウインカー接続ラインにも「エーモン 接続コネクター」を取り付けて準備完了です。
ターミナルピンをカプラーの根元に差し込みます。ショートしないように接触しそうな部分はあらかじめビニールテープで絶縁しています。
動作テスト
「ウインカー連動デイライト」へ各配線を接続します。テストでは減光回路は接続していません。
すべてのパターンで正常に点灯しました。
「ウインカー連動デイライト」が稼働中に純正のウインカーもすべて点検しましたが異常はありませんでした。これでコントロールユニットやリレーなどすべて車内に設置できます。「導通4系統のオプションカプラー」が空いていれば車内への配線の引き込みが簡単になるので利用することをおすすめします。私はあいにく利用できないので自力で車内に配線を引き込まなければなりません。
パーツがまだ揃っていないので「ウインカー連動デイライト」の取り付けは早くても来週になりそうです。お約束ですが自分で作業される方はくれぐれも自己責任でお願いします。
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