【DIY】エンブレムガーニッシュからの水だれを防止する方法【C-HR】

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エンブレムガーニッシュからの水だれ防止加工

エンブレムガーニッシュの隙間(写真:緑の点線部分)からしたたり落ちる水滴(主に洗車後)を最小限に抑えるDIYを行いました。

エンブレムガーニッシュ内の汚れ防止にもなりそうです。

C-HRのエンブレムガーニッシュの隙間

C-HRのエンブレムガーニッシュの隙間

C-HRのエンブレムガーニッシュは大きく、隙間も広いため、洗車後にライセンスランプの隙間からブロアの風をしつこく送り込んでも水滴をすべて飛ばすことはできません。

洗車後はバックドアを開け閉めするたびに、水滴を拭き上げることになります。

そこで洗車後の水だれを最小限に抑えようと、使えそうなモノをホームセンターで物色していたのですが…。

ついに見つけました。

ニトムズ サッシ枠断熱テープ

ニトムズ サッシ枠断熱テープ

私がエンブレムガーニッシュの隙間を埋めるのに使ったのは「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」です。

カラーは「シルバー」と「ブロンズ」の2色がランインナップされています。私はボディカラーがホワイトなので厚さ2mm、幅16mmの「シルバー」を使いました。

リヤエンブレムガーニッシュの外し方

C-HRのエンブレムガーニッシュを外すには、バックドアのパネルをすべて外す必要があります。

わかりにくい場合、過去の記事も参考にしてください。

上部パネル取り外し

まずはバックドア上部のパネルを外します。

まずは上部のパネルを外します。クリップで止まっているだけなので手前に引っ張ると外れます。

サイドパネル取り外し

クリップがドア側に残ります。

次にバックドアサイドのパネルを外します。クリップがドア側に残るので取り外してパネルに取り付けてください。


取り外したクリップは無くさないようにパネル側に取り付けてください。

クリップは片側に3カ所あるので、すべて取り外してパネルに取り付けます。

クリップは軽くつまめば取り外せます。クリップをドア側に残したままパネルを嵌めると、クリップがドアの中に落ちるので注意してください。

バックドアパネル取り外し

最後に一番大きなバックドアパネルを取り外します。

大きなパネルはクリップの数も多いです。
クリップの数が多いので、初めて取り外すときは結構な力が必要です。気温が低いと破損しやすいので、暖かい日を選んで作業を行うことをおすすめします。

ネジの取り外し

エンブレムガーニッシュは4本のネジとクリップで固定されています。

エンブレムガーニッシュを固定しているボルト位置。

まずはサービスホール奥に見える4本のネジを取り外します。

内側の2本はバックドアオープンスイッチと共締めになっているのでネジを取り外したあとは、バックドアを開閉するときに外れないよう注意して操作してください。

M6ネジ4本で固定されています。

エンブレムガーニッシュを固定しているネジはM6です。私は「H10ナットドライバー」を使って取り外しました。

エンブレムガーニッシュの取り外し

M6ネジ4本を外したら、バックドアを閉めてエンブレムガーニッシュを取り外します。

ナンバー横から浮かせてクリップを外していきます。

エンブレムガーニッシュのクリップは矢印の位置から浮かせると外しやすかったです。無理な力を掛けると破損することがあるので注意してください。


エンブレムガーニッシュのクリップは10カ所です。

曲げると塗装にダメージが残ることがあるので、可能な限り変形させずに取り外します。エンブレムガーニッシュのクリップは10カ所です。

エンブレムガーニッシュ内の汚れ

汚れが凄い。

走行距離は20,000kmほどですが、エンブレムガーニッシュの中は滅茶苦茶汚れていました。水だれの跡を見ると上部左右から水が浸入しているようです。


歯ブラシを使って汚れを落としました。

バックドアオープンスイッチとバックカメラは歯ブラシを使って汚れを落としました。


簡単ですが、清掃完了。

適当ですが、とりあえず清掃完了です。

エンブレムガーニッシュ水だれ、汚れ軽減対策

エンブレムガーニッシュからの水だれや、内部の汚れを軽減するために「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」を利用します。

点線位置に「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」を貼ります。

私は点線の位置に「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」を貼りました。


パーツクリーナーで脱脂します。

パーツクリーナー」で貼り付ける位置の脱脂を行います。※「シリコンオフ」が安心です。


断面に貼り付けていきます。

表にはみ出ないよう、エンブレムガーニッシュの断面に「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」を貼り付けていきます。


リヤスポイラー下の複雑な形状は見えない位置なのではみ出して貼り付けました。

リヤスポイラー下の複雑な形状は見えない位置なのではみ出して貼り付けました。


切込みを入れて広げたり重ねたり。

曲がりのきついところは切込みを入れて広げたり重ねたりしてフィットさせていきます。


点線のエンブレムガーニッシュ下部は水抜きとして残します。

エンブレムガーニッシュ下部(写真点線部分)は水抜きとして「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」は貼りませんでした。


粘着力は弱めです。

粘着力は弱めです。内側に織り込んでいるせいもあり、時間が経つと剥がれてきます。

エンブレムガーニッシュを嵌めると押さえられますし、断面を防水できればOKなのであまり気する必要はないでしょう。

可能な限り接着された状態でエンブレムガーニッシュを嵌めました。

エンブレムガーニッシュを戻して完成です。

状態を見るためにエンブレムガーニッシュを嵌めました。

上部のクリップを嵌めるときにテープを押さえる感触がありませんでした。ナンバープレート周りは防水されているのが確認できます。

水抜き用の隙間

水抜き用の隙間は問題なさそうです。


ライセンスランプの隙間はこのままで様子見。

バックカメラやライセンスランプ周りの隙間はこのまま様子を見ます。

手ごたえが無かった部分(バックドア上部、テールランプ)に「ニトムズ サッシ枠断熱テープ」を貼っていきます。

テールランプ周りにも貼り付けました。

テールランプとバックドアは外から見えない位置に貼り付けました。


1枚貼りはできませんでした。

テールランプとバックドアは1枚で貼れないので形に合わせて切り離しています。

これでしっかりと防水できそうです。

逆の手順で組み立てて完成です。

と、思った矢先に…。

手が滑りました。

「オンギャー!!」

「またかよ!」(心の声)

オンギャー!!

傷はこのままに、とりあえず組み立てます。※補修については次回更新します。

エンブレムガーニッシュのクリップを嵌める際、テープを押し潰す手ごたえを感じたので期待できそうです。

ニトムズ サッシ枠断熱テープの効果は?

結果は…。

効果絶大です。

洗車後に拭き上げたあと、バックドアを開け閉めしてもエンブレムガーニッシュから水滴がしたたり落ちることはありませんでした。

お決まりのセリフになりますが、同じことをやってみようという方は自己責任でお願いします。

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