今まで避けていた梨地以外の未塗装樹脂部分を「ワコーズ SH-R スーパーハード 未塗装樹脂用耐久コート剤」でコーティングしました。
コーティング前に
コーティング剤は塗布したい部分の汚れやワックス成分を綺麗に落とし十分乾燥させた状態で使用します。
梨地部分にこびりついた泥汚れなどは「洗車シャンプー」を使って毛先の柔らかいブラシなどを使って綺麗にしてください。ワックスなどの油汚れには「食器用中性洗剤」や「メラミンスポンジ」が効果的です。他にも「スチームクリーナー」も有効ですが、パーツの変形には注意してください。
コーティング剤を塗布する箇所
個人的にコーティングした方が良いと思う未塗装樹脂部分を紹介します。
フロントはアンダーグリルの網目が面倒ですが少なくと1年に1回はコーティングしたいところです。
写真ではマークされていませんが、ナンバーベースも未塗装樹脂なのでコーティングしましょう。ナンバーを外してコーティングすると作業が捗ります。私はナンバーを外さず見える部分だけコーティングしています。
ナンバーベースは純正色に塗装された「カラードナンバーベース」も販売されているので、交換してしまうのも手だと思います。
サイドは未塗装樹脂の面積が大きいので白化してしまうとかなり目立ちます。できる限り綺麗な状態を長く保ちたい部分です。
タイヤハウス内も材質的にコーティングできそうですが、私にはハードルが高すぎるので「シリコーンスプレー」でお茶を濁しています。
リヤはリフレクターベースが細かくてコーティング剤を塗布しにくいです。綿棒やマスキングテープを利用すると上手くコーティングできると思いますが、私は手抜きで安全に塗れそうな部分だけコーティングしています。
リヤワイパーとアームは忘れずにコーティングしてください。私はコーティングを忘れて1年で白化してしまいました。現在は「ワコーズ SH-R スーパーハード」を使用して色は戻っています。
写真は梨地以外の未塗装樹脂部分をコーティングするために洗車をしたときの物です。前回のコーティングから1週間経っています。綺麗に撥水しているのがわかると思います。
さらに色が濃くなるかもしれないと思い再度コーティングを行いましたが、見た目の変化はありませんでした。
カウルトップも日光が良く当たる部分なので白化しやすいです。私はうっかりコーティングしていませんでした。白化はしていませんでしたが今回しっかりとコーティングを行いました。
ボンネットを開け閉めしながら塗布すると作業がはかどります。エンジンルーム内は紫外線が当たらないのでコーティングしませんでした。
梨地以外の未塗装樹脂部分
梨地以外の未塗装樹脂部分はムラにびびってコーティングしていませんでしたが「ワコーズ SH-R スーパーハード」の大容量を良いことに今年はコーティングすることにしました。
塗布時のムラは5分乾燥後にクロスで拭き上げることで綺麗になります。
フロントウィンドウの両サイドの樹脂はゴムパーツを避けてコーティングしました。ルーフのモールもコーティングしています。
古い車ではドアミラーの未塗装樹脂部分が白化しているのをよく見かけます。今回、三角窓の枠も含めてドアミラーの未塗装樹脂部分をすべてコーティングしました。しっとりした黒は新車のときよりも綺麗に見えます。
Aピラーカバーも未塗装樹脂なのでコーティングしました。良い感じの艶です。
リアドアパネルと窓枠の樹脂部分もコーティングしています。
サイドバイザー下の樹脂部分は流石にコーティングしませんでした。
コーティング剤の注意点
「ワコーズ SH-R スーパーハード」の注意書きにバイクのスクリーンには使用不可と記載されているので透明な素材のサイドバイザーやヘッドライト、テールランプなどには使用しない方が無難です。防汚効果はあると思いますが濁るかもしれません。※未検証です。
他にもゴムや合皮、表面を光沢処理した樹脂にも使用できないので内装には不向きだと思われます。内装には「専用のコーティング剤」を使用した方が良さそうです。
コーティング完了
外装の目につく未塗装樹脂はすべてコーティングしました。しっとりした黒は見た目が良くなるだけではなく防汚効果も高いのでこれからも継続して使用していきます。
「未塗装樹脂のコーティング剤」は白化した未塗装樹脂を劇的に復活させてくれますが、個人的には新しいうちからコーティングすることをおすすめします。
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