PTCヒーターの利用ついて

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C-HRエアコンパネル

気温が低くなったのでPTCヒーターを作動させる条件を簡単に検証してみました。

PTCヒーターの作動条件

トヨタから回答を頂いたC-HR HVのPTCヒーターの作動条件です。

・READY ON
・コンビネーションスイッチASSY(ECOモードスイッチ)OFF
・設定温度MAX HOT
・ブロワスイッチ ON
・ヘッドライトデイマスイッチASSY OFF

※PTCヒーターは3本あり、何本駆動するかは冷却水温などにより、以下の通り異なります

・エンジン冷却水温度
65度以下 : 3本駆動
70度以下 : 2本駆動
75度以下 : 1本駆動

・外気温度
-7度以下 : 3本駆動
16度以下 : 2本駆動
25度以下 : 1本駆動

リモートスタートとPTCヒーターについて

私はリモートスタートでデフロスターが作動した時にPTCヒーターも作動すると予想していました。そこでデフロスターが自動的に作動した時に「設定温度:HI」に変更されるか調べてみました。

結果は降車時のエアコンの設定に関わらず以下の状態になります。

  • 設定温度:25℃
  • 風量:MAX
  • A/C:ON

※検証時の外気温:-1℃、エンジンスタート時の水温0℃

完全に予想は外れました。しかも設定温度を「HI」にして降車したとしても自動的にデフロスターが作動すると設定温度は25℃に下がります。と言うことで外気温5℃未満ではリモートスタート中にでPTCヒーターを作動させることはできません。

外気温5℃以上でリモートスタート中にPTCヒーターを作動させることが可能なのか?条件が合えば検証してみたい気がしなくもないですが、外気温5℃以上の時にリモートスタートはなかなか使わないので気が向いたら試してみます。

ブロア(風量)とエンジン水温の関係

エンジン水温

PTCヒーターを作動させるさせる条件の一つ「ブロワスイッチ:ON」に関係するのでエアコンの「設定温度:HI」「風量:AUTO」で使用した場合の風量(ブロア)とエンジン水温の関係を簡単に検証してみました。

外気温:-2℃、エンジンスタート時の水温は10℃でした。

風量はエアコンパネルの目盛りの数、水温とエンジン回転数はOBD2接続したレーダーのデータを読んでいます。厳密に測定しているわけではないので数値は多少前後すると思ってください。経過時間は大雑把なので参考程度にお願いします。

水温風量エンジン回転数経過時間
~39℃01300rpm
40℃11300rpm4分
43℃21300rpm5分
47℃31300rpm6分
50℃41300rpm8分
54℃51300rpm10分
56℃61300rpm12分
59℃MAX1300rpm15分
64℃MAX1000rpm20分

※「ECOモード:OFF」「A/C:OFF」「外気導入」

暖房のために水温が40℃を越えてもアイドルアップしているのは意外でした。水温が64℃になるとエンジン回転数が落ちて水温も上がらなくなりましたが、60℃付近まで水温が下がるとまたアイドルアップを始めて同じ動きを繰り返します。

※外気温によってパターンが変化する可能性があります。

水温が65℃以下、外気温が16℃以下なのでPTCヒーターが何本駆動しているかは謎ですね。

暖房時のエンジンの自動始動・停止について

今回の検証中、水温が60℃を越えても「設定温度:HI」「風量:AUTO」ではエンジンが自動停止しませんでした。

そこで設定温度を下げて見ました。風量が4目盛り程度まで下がれば、水温60℃で自動停止、水温55℃で再始動を繰り返します。これが通常のパターンだと思います。

次に水温が55℃以上で設定温度を上げて風量を5~6目盛り以上に増やしてみました。するとエンジンは再始動して60℃を越えても自動停止しません。設定温度に近づき風量が下がれば水温60℃以上でエンジンは自動停止し通常のパターン(60℃/55℃)を繰り返します。

「設定温度:HI」では恐らくいつまで経っても風量は下がらないと思います。さすがに検証はしませんでした。

暖房を「AUTO」で使用する場合、「設定温度」よりも「自動設定された風量」がエンジンの自動始動・停止に影響があるようです。

暖房とエンジンの自動始動・停止について
エアコンをマニュアル操作した時のエンジンの自動始動・停止について簡単に検証してみました。寒冷地仕様に限らず、すべてのグレードのC-HRで同様な動きをすると思われます。

コールドスタート時にPTCヒーターを利用するには

水温39℃以下の時に「風量:AUTO」ではブロアスイッチが入りません。コールドスタート時にPTCヒーターを活用するには「風量」をマニュアルで1~MAXに設定する必要があります。

  1. ライトスイッチ:OFF
  2. A/C(エアコン):OFF ※早く暖めるためスタート直後は推奨します
  3. ECOモードスイッチ:OFF
  4. 風量:1~MAX
  5. 設定温度:HI

スタート直後は弱めの風量にして、ぬるい風を感じたら(1~2分後)徐々に風量を上げていけば良いと思います。5分後には外気温が低くても水温が40℃くらいになっていると思うので、風量は4以上でも暖かい風が出てきます。

夜間などPTCヒーターを利用できない場面でもコールドスタートする場合、水温に合わせて早い段階からマニュアルで風を出した方が車内は早く暖まると思います。

個人的にはC-HRは暖かいと思う

服装や個人差があるので寒さを表現するのは難しいですが、C-HRは前車のプリウスよりも暖かいと感じます。室内が狭くなった影響もあるかもしれませんが、シートヒーターの有無とハンドルがあまり冷たく感じないのが良いですね。冬前は「冬用のハンドルカバー 」の購入を考えていましたが、今シーズンはまだ手袋をはめて運転していないので必要なさそうです。

最後に

PTCヒーターを利用するには意識的に作動条件を満たす必要があります。正直PTCヒーターの作動条件を知らない人でこの条件を満たして運転している人は1%も居ないと思います。作動させるために「ヘッドライトデイマスイッチASSY OFF」や「設定温度MAX HOT」にする意図がわかりません。

後付けでもいいので作動条件を緩和してスイッチを付けてもらいたいですね。

次回はエアコンをマニュアル操作した時のエンジンの自動始動・停止の挙動について簡単に検証してみたいと思います。

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