平成28年式プリウス E-four(ZVW55)SグレードのTSSP装着車に1000km以上乗る機会がありました。「新型プリウスに乗ってみた」の第2弾になります。
プッシュスタートスイッチ
新型プリウスのプッシュスタートスイッチは先代の左側から右側に変更になっていました。C-HRも右側にありますが個人的には左側の方が一連の流れで使いやすい様な気がします。だいぶ慣れましたが未だに左手を出すことがあります。
視界
車高が下がったのに前方視界は先代プリウスよりも良くなったと思います。見晴らしに関してはアイポイントが高い分C-HRの方が良いです。
前席のサイドウィンドウの開口部が広くなるデザインなので開放感はあります。C-HRのコクピットの様な囲まれている安心感が好みの方は少し落ち着かないかもしれません。
新型プリウスのリアウィンドウは高さが低く、サイドウィンドウも後ろに向かってかなり絞り込まれているために後方視界はあまり良いとは言えません。斜め後方を確認しなければならない交差点などは、見える位置を意識して運転する必要があります。それとリアワイパーの拭き取り範囲が狭いので雨の日は真後ろの視界がかなり悪くなる印象でした。
先代プリウスの時も思いましたがバックドアのサブウィンドウは、光軸の合っていない車や車高の高い車が後続車にいると室内が照らされて落ち着かないですし、駐車する時はバックカメラを利用するので全くありがたみを感じません。
グラフィックメーター
センターメーターのレイアウトを採用しています。上級グレードにはHUDが標準装備され視線の移動を最小限に抑えられます。同時に表示する情報量はC-HRよりも多いのですが好みの分かれるところだと思います。
マルチインフォメーションディスプレイの液晶の大きさはC-HRと同じなのですが横向きなのでフォントも大きく新型プリウスの方が見やすくできています。
パーキングブレーキ
パーキングブレーキは足踏み式です。次期モデルには電動パーキングが採用されるのではないでしょうか。
サンバイザー
サンバイザーの材質は先代プリウスの生地からビニールに変更されていました。触った感じはしっかりしていてC-HRの物よりも作りは良いと思います。正直、初めてC-HRのサンバイザーを触った時は悪い意味で驚きました。
オーバーヘッドコンソール
やはり有ると便利ですよね。C-HRでなぜ採用しなかったのか疑問です。サンバイザーの件を含め小一時間問い詰めたいです。
リヤシート
リヤシートの足元は助手席を一杯まで下げるとかなり狭くなりますがC-HRよりは広くなっています。
頭上の余裕を作るために天井にくぼみがあります。
リヤセンターアームレストは高い位置に変更になっています。ひじ掛けにはちょうど良い高さですが浮いているため耐久性が心配です。後席に人を乗せる機会が多い人はC-HRは買わないと思うのであまり必要ないかもしれませんが私は収納を増やす意味で欲しかった装備です。
次回に続きます。
コメント