【安心装備】自動ドアロック取り付け【DIY】

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C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1

コムエンタープライズの「C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」を取り付けました。

今回の記事の「C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」は「楽天市場」さまより商品提供して頂いています。

C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1

現在発売されている「C-HR用 自動ドアロック」の中で、コムエンタープライズの「C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」最大のメリットは、同社の「C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4」を取り付けている場合、

車速ロック時に『ブレーキホールド機能』がOFFにならないことです。

ほかにも [OBD2端子] を利用しないので誤作動の心配がありません。

製品内容

スピードロックマン製品内容

製品内容は【コントローラー】、【ヒューズ付き専用ハーネス】、【取付説明書】、配線に必要な【コネクター類】が付属しています。


取付説明書

【取付説明書】は写真付きでDIY初心者にもわかりやすい作りになっています。もし取り付けに困ったときでも電話サポートがあるので安心です。

配線コネクター」や「クワガタ端子」の使用方法について、Webページが用意されているので、DIYが初めての方は取り付け前に一読することをおすすめします。※詳しくは【取付説明書】を見てください。

機能

C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」の機能

  • 車が走り出すと自動ドアロック
  • ロック速度は4段階から選択可能
  • 車速ロック後、手動でアンロックしても再車速ロック
  • エンジン停止・Pポジション/パーキングブレーキで自動アンロック
Pポジション/パーキングブレーキでの自動アンロックは、配線を接続しなければ無効にできそうな気がします。私は接続したので検証はできていません。

「スピードロックマン」の取り付け

配線の接続先

C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」の接続先はハイブリッド車とガソリン車で違いがあります。

※ハイブリッド車の場合、マイナー前後で若干接続先が異なります。詳しくは【取付説明書】を見てください。

配線接続先 コントローラー設置場所
ハイブリッド車 グローブボックス裏、ナビゲーションシステム裏 センタークラスター裏
ガソリン車 グローブボックス裏、助手席キックパネル内 センタークラスター裏

グローブボックス裏の接続

すべての配線が完了するまでコントローラーは接続しないでください。

グローブボックスの取り外しは何度も記事にしているので、今回は割愛します。興味のある方は以前の記事を参考にしてください。

「クワガタ端子」取り付け

取付作業前に【専用ハーネス】に「配線コネクター」や「クワガタ端子」を取り付けておきます。

※取り付ける際の注意点は以前の記事を参考にしてください。

クワガタ端子」を取り付けたアース線(黒線)は【取付説明書】指定の位置に接続しました。(写真は撮り忘れ)

グローブボックス裏

C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」接続前のグローブボックス裏の接続先です。すでに接続されている黄色と灰色の配線は「C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4」のものです。

※車両の配線カバーは接続作業が行える程度に切り取る必要があります。(切り込みでも可)

配線カバーに切り込みを入れたり、切り取るときは配線を傷つけないように注意してください。

グローブボックス裏接続後

ハイブリッド車マイナー前後、ガソリン車共通の接続先6カ所の配線が終了した写真です。※詳しい接続先は【取付説明書】に譲ります。

[シートベルト線] には「オートブレーキホールドキット」の「配線コネクター」がすでに接続されており、かなり窮屈な感じで2個目の「配線コネクター」を取り付けなければなりませんでした。

ブレーキホールの配線に接続

ハイブリッド車は、灰色の配線が接続されている [Pポジション線] にも接続しなければなりません。

[シートベル線] で懲りたので [Pポジション線] は迷わず「オートブレーキホールドキット」の灰色の配線に接続しました。(問題はありませんが、自己責任で)

これでグローブボックス裏の配線は終了です。ほかにハイブリッド車はナビ裏、ガソリン車は助手席キックパネル内に配線が必要です。

ナビ取り外しに必要な工具

ナビ裏の配線を利用するので一時的にナビを取り外さなければなりません。(手前にずらすだけでもOK)

盗難防止ビス用ソケット

【T-Connectナビ】のロックビスは専用ソケットで取り外します。※専用ソケットは納車時に受け取っているはずです。


差し込み角6.35mm

専用ソケットを使うには『差し込み角6.35mm』の「ソケットレンチ」などが必要です。


ラチェット

私はナビの取り外しに「ソケットレンチ」と「H10ナットドライバー」を用意しました。

パネルの取り外し

左側から

まずはグレーのパネルを取り外します。助手席に座って左側から少しずつクリップを外していきます。

初めてパネルを外すときはクリップが固いと思うので暖かい日に作業を行った方が簡単です。寒いとクリップが破損することがあるので注意してください。

グレーのパネルのクリップ

グレーのパネルのクリップ位置です。


ピアノブラックパネルも左側から

ピアノブラックパネルも左側から外していきます。初めて外すときは養生テープなどで傷対策を行った方が良いかもしれません。


エアコンカプラーの取り外し

ピアノブラックパネルにはエアコンのカプラーが刺さっているので忘れずに抜きます。


吹き出し口左側のビス

エアコン吹き出し口は2本のビスで固定されています。写真は左側のビスです。


吹き出し口右側のビス

吹き出し口右側のビスです。【取付説明書】ではエアコン吹き出し口は最後に外すことになっていますが、銀色の化粧パネルよりも先に外すこともできます。


シルバーの化粧パネルも左側から

銀色の化粧パネルも左側から外していきます。ナビ周りにもツメがあるので注意が必要です。細いので破損に注意してください。

最後のメーターフード付近は上に抜く必要があります。※本来であればメーターフードを取り外しますが、工程が増えるためか【取付説明書】では外すことになっていないので、今回の記事では割愛します。(後述します)


時計のコネクター取り外し

銀色の化粧パネルには時計のカプラーが刺さっています。ここも忘れずに抜きます。


ハザードコネクター取り外し

エアコン吹き出し口は、両サイドのビスを外して手前に引っ張れば簡単に抜けるので、ハザードのカプラーを抜いて完全に取り外します。


ナビシェード取り外し

「T-Connectナビ9インチモデル」を装着している場合、ナビシェードが別パーツになっています。


外しにくいときはツメを押す

シェードは上に引っ張るだけですが、外しにくいときは写真のツメを工具などで軽く押すと外しやすいと思います。


ツメの差込口

シェードのツメが差し込まれている部分です。


ナビシェード裏側

シェードは2カ所のツメと1カ所のフックで固定されています。

これでパネル類の取り外しは完了です。

ナビ取り外し

ナビは手前にずらすだけで [車速パルス線] にアクセスできるので完全に取り外す必要はありません。「T-Connectナビ9インチモデル NSZT-Y66T」は4カ所のボルトで固定されていました。

ナビロックビス

下側2カ所にロックビスが使用されていて専用ソケットがなければ取り外すことができません。※車両によってロックビスの位置が違うことがあります。


上側は通常のボルト

上側は通常のボルトで固定されています。


ナビ取り外しはこのナットの注意

ナビ本体を真っすぐに引き出すと、ビスの頭が車両側の金具に引っ掛かって取り出せません。引っ掛かる金具手前で少し浮かせるとスムーズに引き出せます。※写真は「T-Connectナビ9インチモデル NSZT-Y66T」です。

車速パルス線の接続

車速パルスコネクター

さて私のC-HRの場合、ナビ裏にあるはずの [車速パルス線] が見当たりません。


テレビ&ナビコントロール

コネクターをたどると「テレビ&ナビコントロール」がカプラーオンされていました。


車速パルスコネクター

ハネースの先に [車速パルス線] を発見、一安心です。


車両側のコネクターに接続

これで配線はすべて接続しました。ナビを元の位置に戻して固定します。(ビスの頭に注意)

※ [車速パルス線] は車両によっては接続されていないことがあります。見当たらないときは純正のハネースの束にまとめられているかもしれません。

コントローラー接続

配線の接続が完了したらコントローラーを接続します。

コントローラーはエアコンパネル裏のスペースに固定

コントローラーはセンタークラスターの空きスペース(エアコンパネルの裏辺り)に両面テープで固定しました。※グレーのパネルを外すと手前から引出せる位置です。

速度は最低に設定しているので走り出すとすぐに自動ロックします。(ロック音が気持ち良いです)


配線をまとめて隠す

グローブボックス裏に配線をまとめて「C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」の取付は完了です。

作動テスト

パネルを戻す前に作動テストを行います。

  • 車速で自動ロック:OK
  • ドアロックスイッチ解除で再ロック:OK
  • Pポジションでアンロック:OK
  • イグニッションオフでアンロック:OK
  • 自動ロックで『ブレーキホール』が解除されない:NG

初回のテストで『ブレーキホールド』が解除されてしまいました。システムを再始動すると『ブレーキホールド』は自動でONになります。

C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」は正常に作動しているので、「C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4」の設定ミスがありそうです。

超重要

【取付説明書】を探し出して確認すると超重要なことが書いてありました。上の文の『P以外の~』については、P以外でシートベルトを外すことは99%ないのでスルーしています。

同時購入していれば簡単に気が付くと思いますが、約2年前のことなのでまったく覚えていませんでした。

オートブレーキホールドキット取り出し

早速「オートブレーキホールドキット」のコントローラーを取り出して中を開きます。


ディップスイッチ3をOFF

ディップスイッチ3をOFFにして作動テストを行うと、

自動ロックで『ブレーキホールド』が解除されなくなりました。※正確には一度OFFになって、すぐに『ブレーキホールド機能』が復帰しているようです。

一時はどうなることかと思いましたが、すべて正常に作動しました。外したカプラーを忘れずに刺してパネルを戻せば晴れて作業終了です。

パネル戻しの鬼門

パネルを戻すときに難関が1カ所あります。

ツメを奥に入れる

銀色の化粧パネルなのですが、右端のツメがメーターフード裏のピンに収まるようにはめ込まなければなりません。


ツメがはまった状態

説明が難しいですが、ナビ周りの位置を合わせながらツメ付近のパネルを上にねじり気味にメーターフードを避けて押し込むと何とかはめ込めます。

パネルの取り外しの項で軽く触れていますが、『上手く戻せない』『傷を避けたい』ときはメーターフードを取り外して作業を行った方が無難です。(正規の取り外し方法)

私は面倒なのでメーターフードは取り外さずに銀色の化粧パネルを取り外していますが、メーターフードを外していれば簡単にはめることができます。

メーターフード裏の出っ張り

ちなみに銀色の化粧パネルにはまるメーターフード裏のピンです。

なぜ写真があるかと言うと…。

パネル戻しついでに普段手の届かない場所を、例の「イソプロピルアルコール70%液」で掃除しまくったおかげで助手席側がピカピカに。

何日かは見ない振りをしていたのですが、メーターフードの汚さが目立ってしまい我慢できませんでした。

『初めからメーターフードを外して作業しろ』と言われそうですが、次回は『メーターフードの取り外し方』を記事にします。(予定)

C-HR専用 車速ロックキット【スピードロックマン】 Ver7.1」は自動ロックの安心感と『ブレーキホールド』の両立が魅力的な製品です。「C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4」と同時に取り付けることをおすすめします。

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