C-HRが納車されて2年経ちました。そろそろ電子キーの電池が切れてもおかしくありません。そこで(自分の)確認の意味も込めて電子キーについて記事にしました。
電子キー:スマートエントリーの作動範囲
電子キーを検知する範囲は各ロックスイッチから約70cm以内です。ドアの施錠・解錠は電子キーを検知しているドアハンドルのみ作動します。
置き忘れ防止のために車内に電子キーがあると外からは施錠できませんが、電池の残量が少ないとこの限りではないので注意してください。
電子キー:メカニカルキーの取り出し方
メカニカルキーは解除レバーをスライドさせて、ロックを解除した状態で取り出します。
戻すときは「パチン」とロックされるまでメカニカルキーを差し込んでください。
メカニカルキーは片溝なので差し込む向きに指定があります。キーシリンダーに差し込めないときはキーの向きを変えてください。
メカニカルキーを紛失したときは?
メカニカルキーを紛失してもキーナンバーと残りのメカニカルキーから、トヨタ販売店でトヨタ純正の新しいメカニカルキーを作ることができます。
C-HRの電子キーで使用しているボタン電池
C-HRの電子キーで使用している電池は「リチウム電池 CR2032」です。標準的な使用で1~2年で電池は無くなります。
※Amazonから購入する際は「こちらからもご購入いただけます」下の「新品の出品:」をクリックすることで販売店を指定して商品を購入することができます。
電子キーの電池交換
まずは電子キーからメカニカルキーを抜きます。
メカニカルキーで隠れていたドライバーを挿すための溝が見えます。ここにサイズの合ったドライバーを挿し込んで、こじって(ねじって)カバーを外します。
傷防止のためにマイナスドライバーには薄い布などを巻いてからこじります。無理にこじると破損することがあるので注意してください。冷えているときは特に注意が必要です。
電子キーのカバーを外したところです。電子キーのモジュールが反対側に貼り付いて電池面が隠れています。
貼り付いた電子キーのモジュールを取り出したところです。(手で簡単に取れました)
ボタン電池は小さなマイナスドライバーなどで取り外して、新しい電池と交換してください。
元に戻すには、逆の手順で取り付けてください。
電子キーを紛失した場合
電子キーを紛失した場合、残った電子キーをすべて持って速やかにトヨタ販売店に相談してください。そのまま放置すると盗難の危険性が極めて高くなります。
電子キーの電池切れ・故障したときは?
不意の電池切れや故障なのどで電子キーが正常に働かない場合の対処法を説明します。
ドアの施錠・解錠
ドアの施錠・解錠はメカニカルキーで行います。このときに注意しなければならないのはオートアラームの存在です。
メカニカルキーで解錠した場合、オートアラームが警報を発します。この「メカニカルキーで解錠した場合の警報」は、エンジンを始動しなければ止まらないので注意してください。
※オートアラームは販売店装着オプションです。
エンジンの始動
電子キーのトヨタエンブレム面で、パワー(エンジン)スイッチに触れることでエンジンを始動できます。
電子キーの電池を抜いてテスト
実際に電池切れの状態でエンジンを始動できるか、テストしました。
電子キーから電池を抜きます。
電池を抜いた電子キーを徐々に近づけると、約5cmの距離でシステムがキーを認識しました。ちなみに「電波遮断ポーチ」に入れた状態でも同じ距離でシステムを始動することができました。
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