タイヤを積み込むのが面倒(タイヤ交換の方が面倒では?)なのでDIYでタイヤ交換を行いました。正直なところハブリングの向きや空気圧を指定してタイヤ交換をお願いするのが億劫になっています。
タイヤローテーション
私が装着しているスタッドレスタイヤはダンロップの「WINTER MAXX 02」225/45R19です。今年で2シーズン目になります。タイヤを長持ちさせるためにシーズン毎のタイヤローテーションは欠かせません。
私は前後でのローテーションを行いました。左右のローテーションは把握していないので適当です。
前輪と後輪の摩耗具合
FF車は前輪の負担が多いので(駆動輪と操舵輪を兼ねているため)通常、後輪よりも多く摩耗します。
新品を装着した昨シーズンだけでどれほど違いがあったのか比較しました。
前輪に装着していたスタッドレスタイヤ
摩耗してブロックのカドは多少丸みを帯びています。
スリップサインまでは約6mmでした。
後輪に装着していたスタッドレスタイヤ
ブロックのカドも鋭利で表面の模様も残っていました。ほとんど摩耗していないようです。
スリップサインまでは約7.5mmでした。
前後でタイヤローテーションを行ったとして、2シーズンで約2mm程度の摩耗で済みそうです。メーカーの「4年先まで減りにくい」は伊達ではありません。楽に5シーズンは使えそうな気がします。
ハブリング、ハブ面の錆防止、固着防止
私はハブリングの固着防止、ハブ面の錆防止のために「ワコーズ SSG 耐熱シリコーンブレーキグリース」を塗布しています。
ガソリンエンジン車やブレーキを強めに踏む(回生ブレーキをあまり利用しない)方には超耐熱の「ワコーズ THC スレッドコンパウンド 100g」の方が良いかもしれません。
今回のタイヤ交換では前後ともハブ面に錆びはなかったのでワイヤーブラシは使用しませんでした。
冬季間は道路に融雪剤が撒かれるために錆びやすくなります。昨シーズンは慌ててスタッドレスタイヤに交換したためにハブ面に「グリース」を塗っていません。
そのせいだとは限りませんがサマータイヤに交換する際にフロントのハブ面は錆だらけでした。
今シーズンは錆をどれほど防げるのか楽しみです。
もちろん「ハブリング」の表面にも固着防止のために「グリース」を薄く塗っています。
タイヤの空気圧
タイヤ交換が終わってから空気圧を調整しました。C-HRの純正装着タイヤのロードインデックス(LI)は「92~96」、指定空気圧は「230kPa」です。
スタンダード規格 ロードインデックス(LI)と空気圧の負荷能力対応表
LI | 空気圧(kPa) | ||||
200 | 210 | 220 | 230 | 240 | |
92 | 525 | 550 | 570 | 590 | 610 |
95 | 620 | 640 | 655 | 675 | 690 |
96 | 640 | 655 | 675 | 695 | 710 |
(負荷能力の単位はkg)
保管中にタイヤの空気圧を下げていたので空気を充填します。
私は「BAL ( 大橋産業 ) エアーコンプレッサー」を使って空気圧を調整しています。タイヤ交換のとき以外でもたまに使用して10年以上経ちました。一度も故障していないので耐久性はある方ではないでしょうか。
連続で運転すると本体が熱を持つので、1本づつ多少インターバルを置きながら使用しています。
私はインチアップ(225/45R19)しているのでスタッドレスタイヤのLIは92です。できるだけ純正の最大負荷能力に近づけるために260kPaに空気圧を調整しました。
【追記】2019年10月に追加された”GR SPORT”のLI92だったので、あえて空気圧を高くする必要はありませんでした。2019年シーズンからは「230kPa」に調整するつもりでいます。
ホイールナットの締め付けトルク
C-HRのホイールナットの締め付けトルクは「103N・m」です。「トルクレンチ」を使って正確に締め付ける必要があります。
初雪
個人的には降らない方が良いのですが、やっと雪が降りました。去年に比べて1カ月遅れの積雪です。札幌管区気象台の発表によると、札幌中心部の初雪は1890年と並んで観測史上最も遅い初雪だったそうです。
今年は初雪の1週間以上前にタイヤ交換を行ったので慌てずに済みました。毎年こうだと良いんですけどね。
コメント