サイドバイザー(ドアバイザー)を取り外したので簡単に説明したいと思います。
サイドバイザーを外す理由
私がサイドバイザーを取り外す理由は簡単です。プ〇ーム〇ッ〇に変えた(ある意味禁煙?)ことで窓を開ける必要が無くなりました。禁煙が成功したわけではありません。
内窓は全く汚れなくなったので気が向いた時に清掃するだけで十分きれいです。それまでは2~3週間ごとに「エクスクリア」を使わなければなりませんでした。
取り外しに必要なもの
まずはサイドバイザーを取り外すのに必要な物を紹介します。
タコ糸
サイドバイザーの両面テープを切り離すのに「タコ糸」を使用します。
パーツクリーナー
残ったのりや頑固なテープを取り除くのに「パーツクリーナー」を利用します。プラスチックへの攻撃性があるので取り扱いには注意してください。
今回は違う目的で使うことになりました。
のり取りクリーナー
実験したわけではありませんが「パーツクリーナー」よりも「のり取りクリーナー」の方がプラスチックに対する攻撃性が低い気がします。
他にも灯油やZIPPOオイルを使っても残った”のり”を取り除くことができます。
サイドバイザーの外し方
サイドバイザーはクリップと両面テープでドア(窓枠)に固定されているので、クリップの位置を確認します。
写真はフロントドアAピラー側のクリップです。バイザー1枚に対して2カ所クリップが装着されています。
バイザーとクリップはツメで連結されていますが、クリップとドアはウェザーストリップの間に差し込まれているだけで固定はされていません。
クリップ位置の確認が済んだら、バイザーとドアの隙間に「タコ糸」を通して、端から両面テープを切っていきます。
それほど力は必要ありませんが、切りにくいときはノコギリのように「タコ糸」を前後させると切りやすくなります。
ドアの傷を防ぐためにバイザー側に軽くテンションを掛け切り進んでください。
「タコ糸」がクリップまで到達したら、下からすくい上げるようにできるだけクリップ下の両面テープを切ります。
クリップ下の両面テープは完全に切ることはできないと思うので、クリップをドアから外すか、バイザーからクリップを外して「タコ糸」を通過させ、すべての両面テープを切り取るとサイドバイザーを取り外すことができます。
※力を掛け過ぎてクリップを変形させないように注意してください。
窓枠に残ったクリップは固定されているわけではないので簡単に取り外せます。
ドアに残った両面テープは指で押しこすりながら剥がします。
頑固な両面テープの粘着には「パーツクリーナー」が有効ですが、プラスチックや塗装面に攻撃性があります。もし使用する場合は慎重に検討してから使ってください。
“のり”を残さずに剥がせていますが、プラパーツへの接着部分に段差ができ、艶も他の部分と違っていました。
両面テープの”のり”がプラスチックを侵食(表現があっているか不明)したのだと思います。このまま放置するわけにもいかないので溶剤に弱いことを逆手に取ることします。
「パーツクリーナー」を一吹きしてウエスでこすってみると、表面が溶けて段差もなだらかになり艶も落ち着きました。
これなら遠目からは(個人的に)わからないレベルです。
再使用は考えていませんが、クリップを無くさないようにバイザーに取り付けて作業終了です。
サイドバイザーを外して
見た目がすっきりしたので個人的にはかなり満足しています。それにAピラーの視界が良くなったので交差点ではかなり運転しやすくなりました。もちろん洗車後の窓拭きも楽になっています。
風切り音も多少低減した気がします。(気のせい?)
サイドバイザーを取り外すDIYは簡単ですが、接着面が段差になる可能性があります。もし同じような作業を行う場合は自己責任でお願いします。
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