【DIY】オートブレーキホールドキット取り付け(1/2)

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コムエンタープライズの「C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4」を手に入れました。カプラーオン装着ではないので作業をスムーズに行うために下準備をします。

C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4製品内容

コムエンタープライズ製を選んだ一番の理由は[HOLDボタン]の長押しでノーマル状態に戻せることです。他にもセンターコンソールパネルをバラさなくて良いのと価格がDENKULの「オートブレーキホールドキット」よりもちょっと安いのも魅力的でした。

セット内容は「取付説明書」「コントローラー」「専用ハーネス」の他に配線に必要な「コネクター類」が付属しています。

説明書は完全な日本語なのでわかり易い部類ですが、DIYが初めての方は少し迷う場面があるかもしれません。

次回の記事で分かりにくい部分を説明するつもりです。

ハーネスは十分な長さがあるので余裕を持った取り付けが可能です。

接続コネクター」など必要な部品はすべて付属しています。一般的に売られているものなので無くしたり破損した場合はホームセンターかカー用品店に行けば手に入れることができます。

赤ライン(ACC電源)には15Aのヒューズが接続されていました。

取り付け前の準備

私は車内での作業を少しでも減らすために室内で取り付け前の準備を行っています。専用ハーネスの配線に取り付ける端子類はすべて室内で取り付けたので簡単に説明します。

クワ型端子×1

クワ型端子」は専用ハーネスの黒ライン(アース)に取り付けます。

電工ペンチ」や「ワイヤーストリッパー」を使って黒ライン(アース)の被膜を1cmほど剥きます。

スリーブを通してからコードの芯線を”よって”から折り返してクワ型端子にセットします。必ず端子の大きなツメがコードの被膜にかかる位置にセットしてください。

必ずしも心線を折り返す必要はありません。個人的に芯線の太さを稼ぐために行っています。

電工ペンチ」でしっかりとかしめます。力を入れすぎてコードの被膜がやぶれないように注意してください。

コードが抜けないことを確認しスリーブを被せて黒ライン(アース)の加工は完了です。

割込コネクタ(赤)×1

割込コネクタ(赤)」は専用ハーネスの赤ライン(ACC電源)に取り付けます。

専用ハーネスからの配線はストッパーのある方にセットしてください。プライヤーやペンチなどでロックされるまでしっかり挟み込みます。

割込コネクタ(白)×2

割込コネクタ(白)」は専用ハーネスの灰ライン(P信号)、黄ライン(シートベルト信号)に取り付けます。

写真ではわかりにくいですが割り込コネクタ(赤)と同様にストッパーのある方に専用ハーネスの配線をセットします。

細線用のコネクタはフタを適当に閉じると位置がずれていることが多いので、正確な位置にフタを合わせてからプライヤーなどで力を入れてください。フタがずれたまま無理な力を加えると断線の原因になってしまいます。

接続コネクタ×4

接続コネクタ」2個は専用ハーネスの茶ライン(ハーネス側)、緑ライン(HOLDスイッチ側)に取り付けます。残りの2個は車内の配線に使用します。

専用ハーネスからの配線を奥まで差し込んでプライヤーなどでロックされるまで挟み込みます。

専用ハーネスからの配線の先にはすべて端子類がセットされます。

ハイブリッド車の場合、赤ライン、茶ライン、緑ラインを運転席側に通さなければならないので配線の取り回しが終わってから端子を取り付けた方が楽かもしれません。

コントローラーと専用ハーネス

コントローラーと専用ハーネスを接続します。取り付ける向きに注意してください。

ハイブリッド車では運転席側と助手席側に接続先がわかれています。それぞれの方向の配線をまとめました。

テンションが掛かってもコネクターに負担が掛からないように配線は折り返してコントローラーに「結束テープ」を使って固定しています。(必要ないと思いますが念のため)

車体に取り付けるために必要な工具

下準備が終わったのでいよいよ「オートブレーキホールドキット」を車体に取り付けます。

アースの取り付けに「10mmソケットレンチ」か「H10ナットドライバー」が必要です。割込コネクターの取り付けには「ラジオペンチ」が先が細く扱いやすいと思います。他にも「カッター」や「内張りはがし」があると作業が捗ります。

取り付けに関する詳しい内容は次回の記事で紹介します。

【DIY】オートブレーキホールドキット取り付け(2/2)
「C-HR専用オートブレーキホールドキット Ver1.4 」の取り付け方を写真を交えて紹介します。配線の正確な接続先は取付説明書を見てください。

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