車載している防災用品を冬用に見直しました。車内待機を余儀なくされた場合を想定して、2人で12時間、1人で24時間は車内で耐えられる備えをしています。
過去の記事で紹介した車載防災グッズを基本に何点かのアイテムを追加しました。
まずは防災用途ばかりではないですが、「スノースコップ」を載せました。
大雪や吹雪で立ち往生してしまった場合、エンジンを掛けて暖を取る時に一酸化炭素中毒にならないためにマフラー周りを除雪しなければなりません。
大雪の時に注意しなければならないのは一酸化炭素中毒だけではありません。車が完全に雪で覆われてしまうと酸欠になることもあるので風下側の窓を少し空かして換気できる状態にしておきます。これは一酸化炭素中毒を避けるのにもある程度有効です。
風下側のドアが開くかも定期的にチェックして場合によっては除雪をします。立ち往生した時に除雪ができないと生死にかかわるので「スノースコップ」は必需品です。
寒い時期に長時間車内待機しなければならない時に絶対に入れておきたいのは「使い捨てカイロ」です。「サバイバルブランケット」や毛布と併用することにより車内での強力な防寒対策になります。私は車載防災グッズに「使い捨てカイロ」を6個追加しました。
「使い捨てカイロ」は思わず手に持ちたくなりますが体を暖めるには肩甲骨の間やおへその下に貼ると効果的だそうです。他にも首の後ろも太い血管があるため全身を効率よく暖めてくれます。好みの位置に固定できるので貼るタイプの物がおすすめです。
「使い捨てカイロ」は少なくとも10時間くらいは暖かさを維持しますが「ジップロック」などに入れて空気を遮断すると一時的に使用を中止できるので使い方によってはもっと長く使用することが可能です。
毛布の他に「サバイバルブランケット」も2枚に増やしました。2人用の大きめサイズなので毛布の上から包まっても余裕があります。
「レインコート」は外で作業をする時に風を遮ってくれるので吹雪の中でも有効です。
冬用に車載したアイテムは他にもありますが、防災用品として追加した物は「使い捨てカイロ」がメインです。冬に車載しておきたいアイテムに関しては別の機会に紹介したいと思います。
降雪地域の冬は常に天気予報に気を配る必要があります。
市街地では大雪の日は車の使用を控え公共交通機関を利用することも大切です。もし車を使う場合は燃料が十分にあることを確認して、立ち往生してしまった時の準備をして出かけるように心掛けてください。
郊外では悪天候の日はもちろん晴れていても風が強いと”ホワイトアウト”で路外に逸脱したり、吹き溜まりに突っ込んで立ち往生したりと思わぬトラブルに遭遇する可能性が高くなります。運転していて危険を感じた時は無理をせずに道の駅やガソリンスタンド、コンビニなどに避難して天候の回復を待つことも必要です。
もしも吹雪で車が動けなくなって避難できる場所や救助を求める民家が無い時は、ロードサービス(JAFなど)や消防(119番)、警察(110番)に連絡して一酸化炭素中毒や酸欠に注意して助けを待ってください。
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