周りから目立たず、速やかに(手抜き)作業を終わらせる為、リヤバンパーの脱着をせずにリフレクターを取り外しました。
ラゲージアンダートレイ取り外し
配線の確認とルート確保のためにラゲージアンダートレイをすべて取り外しました。
中央のトレイは簡単に取り出せますが、両サイドは1ヵ所づつクリップで固定されています。トレイを真っすぐ上に持ち上げることで外せますが、無理をするとトレイを破損させるので注意して引き抜いてください。
ラゲージルームパネル取り外し
デッキフックを留めているボルトを取り外してパネルを取り外します。
ラゲージルームのパネルは4カ所のクリップと2カ所のツメで留まっています。
個人的には両サイドのツメが外しにくかったです。
ラゲージルームの配線確認
未使用のグロメットや配線を通せそうなブーツが見えますが、利用するにはバンパーを外さなければ難しい感じです。怪しい配線チューブがあるので利用可能かコードを露出させて確認します。
露出させた配線にテール全灯化の時にも見た [青] (ブレーキ)、[緑] (スモール)、[白/黒] (アース)の見慣れた配線がありました。位置的にテールランプの配線のはずなので、LEDリフレクターの電源はここから取り出すことにします。
ラゲージルーム手前のウェザーストリップをめくると配線を通すことができるスペースがありました。この隙間を利用してリフレクターの配線をラゲージルーム内に引き込めばテールランプを外す必要が無くなります。
配線ルートが確定したのでバンパーを外さずにリフレクターを交換できるか挑戦します。
作業スペースの確保
リヤバンパーの隙間から手が入るか試したのですが無理でした。しばらく思案した後、リフレクター直下の小さめのアンダーカバーを外してみることに。
リヤバンパー下にはジャッキアップなしで潜り込めました。作業時は「アルミマット」を敷いています。体が痛くならないのと、冷え防止のために(個人的に)潜り作業にはかかせません。
アンダーカバー取り外し
運転席側のアンダーカバーはクリップ3ヵ所とボルトに押し込むクリップ1ヵ所で固定されています。気温が低くクリップが硬かったので外すのも嵌めるのもちょっと苦労しました。
私は「内張剥がし」を利用してクリップを外しましたが「カークリップはずし」があると随分と作業が簡単だと思います。
ボルトに押し込むタイプのクリップは外しにくいですが、反時計方向に数回まわすと外しやすい気がしました。正確な外し方がわからないので効果は微妙です。取り合えずボルトに対して真っすぐに引っ張ることで外れました。
助手席側のアンダーカバーは少し大きいので運転席側に比べで外しにくいと思います。写真には写っていませんがクリップ4ヵ所、ボルトにはめ込むクリップが2ヵ所あります。(写真はクリップを外したあとです)
助手席側アンダーカバーの一番奥まったボルトにはめ込むタイプのクリップは外しにくいので最初に外した方が作業が楽だと思います。
リフレクター直下のアンダーカバーを取り外すとことで、なんとか作業スペースを確保できました。
リフレクター取り外し
最大の勝負どころです。この状態でリフレクターを固定しているネジを外せなければバンパーの脱着が必要になります。
狭いうえに目視できないので手探りでの作業になります。私は薄型の「オフセットラチェットドライバー」を使ったのでさほど苦労せずにネジを外すことができました。
ビットはプラスNo.2がドンピシャのサイズでした。(写真はすでにある程度緩めた後)
ネジが硬い場合は「KURE 5-56」をスプレー後、しばらく置いてから回すのもありかもしれません。スプレーも手探りになると思いますが…。
ネジを外したらネジ穴のすぐ上にあるピンをドライバーなどで押してリフレクター下部をバンパーから浮かせます。
リフレクター上部はツメで止まっていて、内側から外側に押すことで外せます。
手は届きますがかなり狭いので浮かせたあと、バンパー表から車体の外側にできるだけ寄せて手前に引き抜くと破損させずに取り外せるかもしれません。
破損させずに取り外そうとこだわると、今回の作業の中で一番難易度が高くなる部分だと思います。
私はノーマルに戻す気がないので下部を浮かせて表から普通に真っすぐ引っ張って外しました。運転席側は上手く外れたのですが、助手席側はツメを破損してしまいました。
今回紹介したリフレクターの取り外し方は、外す部品点数も少なく簡単な作業なのでリヤバンパーを脱着するよりもかなり時間を短縮できます。ただしノーマルのリフレクターを破損させたくない方はリヤバンパーを外して作業するほうが確実です。
この手の作業は車が汚れる前の新しいうちにするべきですね。想像以上に砂をかぶりました。
お約束ですが自分で作業される方はくれぐれも自己責任でお願いします。
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