Amazonから、COB(面発光)36発LED(50x20mm)が届いたので簡単なレビューとバニティランプの分解方法をお伝えしたいと思います。
ことの発端はラゲージルームランプの作成を失敗したのが原因です。
リベンジのためにLEDの密度の高いCOB(面発光LED)を選ぶことにしました。同じ明るさにするのであれば、実装されているLEDの数が多ければ、それでけマージンを多く取ることができるからです。
ネットで探してみると早速「最新COB 36発LED (50x20mm) ルームランプ(面発光タイプ)2セット」699円 primeを見つけました。この値段でこのスペックは行くしかありません。
最初はラゲージルームランプ用に購入したのですが「CAROZE LEDルームランプ C-HR NGX50/ZYX10系用」がセンターに比べてバニティランプが少し暗いような(気のせい?)気がしたので到着前に計画を変更しています。
実際この製品をラゲージルームランプに使うにはランプカバーの加工が必要ですし、頻繁に点灯するので熱の心配もありました。だったら買うなよと言われそうですが、半分以上は興味本位だったので細かいことは気にせずに勢いで50×20mmのサイズに釣られて注文しました。
セット内容は、COB 36LED(50×20mm)×2個とアダプターが3種類、2個づつ入っているのでさまざまなランプに応用できそうです。発送はAmazon.jpです。
COBの本体にはんだ付けされているコードは細めの物です。乱暴に扱うと断線したり千切れたりするかもしれません。付属のアダプターは1芯の電線で曲げると曲がったままです。コードではありません。
Amazonのレビューに「現在は抵抗付き」とありましたが、届いたのは4LED×9列の抵抗無しの商品でした。写真では抵抗が写っていないので販売店によって違うのかもしれません。
点灯テストを行うと2個とも正常でしたがとんでもない光量&凄まじい発熱です。いつ切れてもおかしくないのでノーマルのまま使うのはとてもおすすめできません。
私の所持しているカーボン抵抗は100Ωが一番下です。ラインに割り込ませてテストしてみると随分と暗くなってしまいます。これではCAROZEの3chipSMD4発と交換する意味がありません。
この日はあまり時間が無かったので、多少抵抗になるだろうスイッチングダイオード(1N4148)をラインに挟んで点灯させてみます。(コードを切ってスイッチングダイオードをハンダ付けしています)
手に持ちながら暫く点灯させましたが触れないほどの熱さではありません。
バニティランプはスイッチも付いていますし夜間の点灯状態を見たいのでこれで一旦組み込むことにしました。
まずはバニティランプのカバーを自宅に持ち込みます。
バニティランプを内張剥がしで取り出したら、乳白色の両側のクリップを外してカバーを取り外します。
カバーには両側にはめ込みがあります。幅の小さい方にマイナスドライバーを押してこんで、こじる様にすると透明カバーを外すことができます。
こんな感じです。はめ込みの幅が左右で違うので戻す時は向きに注意してください。
COBに初めから貼り付けられている両面テープの真ん中にカッターなどで切り込みを入れて半分だけ剥がします。
私はあまり細かいことは気にせずに貼り付けているので夏にはきっと剥がれそうです。
この出っ張りの部分をカッターなどで削れば平らになるので、しっかりと貼り付けられそうですがクリップの強度が落ちるのでおすすめできません。気になる方は厚めの両面テープの利用をおすすめします。壊れることを想定して不可逆的な固定は避けた方が無難だと思います。
LEDを固定したらカバーをパチンと閉めて組み立て完了です。
まずは端子を接続します。手前側がプラス端子でした。アダプター側は1芯の電線なのである程度取り回すための癖を付けておきます。
カバーを装着するとコードはこんな感じで収まります。はめ込む前に点灯テストは忘れないでください。
CAROZEのルームランプも100%の光量ではとんでもない明るさでしたが、50×20mmの中に36発のLEDがぎっしり詰まって全開で点灯しているので、眼に対する攻撃力はCOBの方が高い感じです。夜間、走行中に隣でバニティランプを点けられたら目潰しになるのではないかと思うほど凶悪です。これなら大幅にマージンを取ることができそうです。
実はすでにCOBの改造も終わりラゲージルームランプ共々満足して使っていますが長くなってしまったので報告は次回にします。
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