今回はC-HRの燃費を振り返りたいと思います。走行距離は23,000kmを越えました。
ただし北海道は冬の燃費の落ち込みが激しいので、暖かい地域の方よりもかなり悪い結果になっていると思います。
C-HR G(ハイブリッド)の平均燃費
最初の写真で出オチになっていますが、走行距離23,302kmでの平均燃費は20.3km/Lでした。過去の記事で平均燃費が20.4km/L(走行距離11,668km)だったことを考えると、燃費にブレは無いようです。
※データの詳細は後半にまとめています。
C-HR G(ハイブリッド)の設定など
走行モードやエアコンなど、普段使用している設定を記載します。
走行モード
ECO(エコモード)
凍結路面から高速道路まで、ほぼECO(エコモード)で運転しています。
エアコン設定
※状況によって一時的に変更することがあります。
夏 | 冬 | |
A/C | ON | OFF |
設定温度 | 22.5℃~23.5℃ | 23.5℃~24.5℃ |
風量 | AUTO | AUTO |
エコ空調モード | ON | ON |
その他 | 外気導入 | 外気導入 |
その他
夏 | 冬 | |
タイヤサイズ | 225/45R19 | 225/45R19 |
タイヤ、ホイール重量 | 21.2kg/1本 | 24.0kg/1本 |
ガソリン | レギュラー | レギュラー |
ブレーキホールド | kitで常にON | kitで常にON |
エンジンオイル | メーカー純正 | メーカー純正 |
マフラー | ノーマル | ノーマル |
サマータイヤはYOKOHAMA ブルーアースA 225/45R19 96W、スタッドレスタイヤはダンロップ「WINTER MAXX 02」です。ホイールなど、詳しくは【タイヤ・ホイールカテゴリー】の記事をご覧ください。
- オイルはメーカー指定の純正品を定期点検の際に交換しています。
- ガソリンやオイルに添加剤などは使用していません。
- 吸排気を含めエンジンは完全ノーマルです。スロットルコントローラーも使用していません。
- 燃費向上を狙ったDIYは行っていません。
運転について
市街地走行がメインで、車の流れに合わせた安全運転です。
燃費のことはあまり気にしていませんが、燃費が悪くなるような信号待ちからのロケットスタートやカリカリした落ち付きのない運転はしていません。
マイカーログの平均速度は20.0km/hくらいです。
蛇足(脱線):煽ってくるアンポンタンが!?
流れに合わせ走っていても、たまに煽ってくるアンポンタンがいます。勝手に抜かして行く分には気にしていないので、無視するか制限速度までスローダウンしています。
※峠などカーブの多い狭い道では、ウインカーを出して道を譲ります。
先を急いでいても煽るのは良くないですね。今回は制限速度までスローダウンしました。(ん?)
色々な車を煽っているアンポンタン。そんなに急いでどこへ行く?対向車のパッシングは見えているのか?
煽るのに忙しくて、速度取り締まりに気が付かなかったようです。速度的に20km/hオーバーは確実でした。
お仕事ご苦労様です。
C-HR 燃費データ
燃費データは「T-Connect ナビ」のApps(アップス)「エージェント+」のマイカーログを利用しています。気温データは気象庁「過去の気象データ検索」の【月ごとの値】から引用させて頂きました。
2017年
2017年 | 平均燃費 | 平均走行距離/日 | 平均気温 (最高/最低) |
4月 | データなし | データなし | 7.7℃ (20.0/-2.4) |
5月 | 25.1km/L | 24km | 14.4℃ (27.7/4.2) |
6月 | 24.7km/L | 25km | 16.0℃ (29.6/7.2) |
7月 | 19.9km/L | 20km | 22.9℃ (34.9/16.0) |
8月 | データなし | データなし | 21.7℃ (29.6/12.5) |
9月 | データなし | データなし | 17.7℃ (26.9/7.6) |
10月 | 20.6km/L | 11km | 11.3℃ (22.3/1.4) |
11月 | 18.4km/L | 18km | 4.3℃ (17.4/-6.6) |
12月 | 16.7km/L | 15km | -2.0℃ (8.8/-9.0) |
2018年
2018年 | 平均燃費 | 平均走行距離/日 | 平均気温 (最高/最低) |
1月 | 16.8km/L | 21km | -2.6℃ (5.9/-12.7) |
2月 | 14.6km/L | 10km | -4.2℃ (4.4/-11.1) |
3月 | 18.6km/L | 9km | 2.4℃ (16.4/-7.8) |
4月 | 20.0km/L | 10km | 8.2℃ (24.5/-0.3) |
5月 | 22.2km/L | 11km | 13.4℃ (28.2/5.6) |
6月 | 21.5km/L | 9km | 16.6℃ (30.7/7.2) |
7月 | 20.9km/L | 10km | 21.4℃ (33.9/10.5) |
8月 | 21.8km/L | 12km | 21.2℃ (32.5/12.8) |
9月 | 22.1km/L | 9km | 18.9℃ (28.2/10.2) |
10月 | 19.1km/L | 8km | 13.0℃ (22.1/4.3) |
11月 | 17.5km/L | 6km | 6.4℃ (17.9/-4.0) |
12月 | 15.0km/L | 7km | -1.0℃ (13.0/-8.9) |
2019年
2019年 | 平均燃費 | 平均走行距離/日 | 平均気温 (最高/最低) |
1月 | 12.6km/L | 6km | -3.0℃ (4.1/-12.3) |
2月 | 14.0km/L | 7km | -2.6℃ (8.1/-13.1) |
3月 | 16.4km/L | 6km | 2.5℃ (13.7/-4.6) |
4月 | 21.4km/L | 9km | 8.0℃ (23.2/-1.4) |
5月 | 24.5km/L | 11km | 15.7℃ (34.2/5.9) |
6月 | 24.1km/L | 8km | 17.4℃ (29.4/9.7) |
7月 | 23.4km/L | 8km | 21.7℃ (33.5/14.8) |
月ごとの燃費と平均気温一覧
2017年 | 2018年 | 2019年 | |
1月 | 16.8km/L (-2.6℃) | 12.6km/L (-3.0℃) | |
2月 | 14.6km/L (-4.2℃) | 14.0km/L (-2.6℃) | |
3月 | 18.6km/L (2.4℃) | 16.4km/L (2.5℃) | |
4月 | データなし (7.7℃) | 20.0km/L (8.2℃) | 21.4km/L (8.0℃) |
5月 | 25.1km/L (14.4℃) | 22.2km/L (13.4℃) | 24.5km/L (15.7℃) |
6月 | 24.7km/L (16.0℃) | 21.5km/L (16.6℃) | 24.1km/L (17.4℃) |
7月 | 19.9km/L (22.9℃) | 20.9km/L (21.4℃) | 23.4km/L (21.7℃) |
8月 | データなし (21.7℃) | 21.8km/L (21.2℃) | |
9月 | データなし (17.7℃) | 22.1km/L (18.9℃) | |
10月 | 20.6km/L (11.3℃) | 19.1km/L (13.0℃) | |
11月 | 18.4km/L (4.3℃) | 17.5km/L (6.4℃) | |
12月 | 16.7km/L (-2.0℃) | 15.0km/L (-1.0℃) |
燃費散布図
データ量は少ないですが、月の平均気温による燃費の散布図を作成しました。走行距離や運転の仕方で結果が大きく変わるので参考程度に見てください。
1日の平均走行距離は11.6km、1日に2回コールドスタートがあるので、5.8km走行したときの燃費と考えて良いと思います。
散布図を見ると平均気温15℃付近の燃費が良いことがわかります。1回の走行距離を延ばしたり、燃費を気にしたアクセルワークで、これよりも良い燃費を出すことは容易だと思います。
※50系プリウスはC-HRよりもさらに高燃費です。
気温による燃費の悪化
平均気温が20℃以上になると、冷房によるバッテリーの消費で気温の上昇に相関して燃費が悪化し、平均気温が7℃以下になると、暖房のためにエンジンが始動するので気温の下降に相関して燃費が悪化しています。
北海道在住なので暖房による燃費の悪化が目につきますが、平均気温が25℃を越える暖かい地域では冷房による燃費の悪化が平均気温と相関関係にあるのか気になるところです。
まとめ
月の平均気温が氷点下になる12月~2月の3カ月間はガソリン車の燃費に接近されますが、それ以外の月では圧倒的な燃費性能です。
これは月の平均気温が氷点下にならない地域では1年中、圧倒的な燃費性能を発揮していると考えても良さそうです。この動力性能と燃費性能をバランスさせたトヨタのハイブリッドシステムは凄いです。
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