【洗車機】冬の洗車について【傷防止】

記事内に広告が含まれています。
この記事は 約6分で読めます。

昨シーズンはコイン洗車場で苦労したので、今シーズンは洗車機のお世話になりました。

冬の洗車

北海道の冬は雨が降らないので車は汚れにくいのですが、気温が上がると(-2℃程度ですが)融雪剤の影響や車の熱で道路の雪が溶けはじめ、少し走っただけでも車はあっという間に泥だらけです。(雨が降らないので汚れが道路に溜まっている)

そのままボディに付いた砂や泥を放置すると雪おろしや軽く接触しただけで細かな傷を付けてしまいます。

できるだけ早く汚れを落とすべきなのですが、氷点下の状況では自宅ではまともに洗車ができません。そこで一番最初に頭に浮かぶのは洗車機の利用です。

もちろん考えることはみんな一緒で、暖かった次の日は洗車機が設置されているスタンドは爆混みです。

洗車機で洗車傷を少なくするためのポイント

洗車機を利用するにあたって気になるのは洗車傷ではないでしょうか。最近の洗車機のブラシは傷が付きにくい素材でできているとは言え、洗車傷は少なからず付いてしまうので頻繁に利用するのは避けたいところです。

ただ、手洗いでも気を遣わなければ洗車傷を付けてしまうので、たまに洗車機を使う分にはそれほど神経質にならなくても良いと思います。(ボディカラーが濃色車の方は注意してください)

とは言え、洗車傷が少ないに越したことはないので、傷を最小限に抑えるためのポイントを3点紹介します。

前洗いを行う

私が洗車機を選ぶ条件で絶対に譲れないのは、前洗いとしてスプレーガン(高圧洗浄機)を使えるか否かです。

洗車機に入れる前にあらかじめ砂や泥を取り除くことで洗車傷を大幅に減らすことができます。(今回の記事ではスプレーガンでも洗車傷が付くのは取り上げません)

スプレーガンの時間配分

私が通っている洗車機(スタンドに設置)は3分間、無料でスプレーガンが使えます。冬にしか行かないのでタイヤハウス内の雪を落としたくなりますが、時間的に間に合ったことはありません。

洗車機のブラシが接触する部分の砂や泥が落ちていればOKです。時間が許すのであればブラシの届かないタイヤハウスの中などをきれいにします。

スプレーガンの洗い方

上から洗いたくなりますが、まずは汚れがひどい足回りから洗い始めます。(後から洗うと汚れが跳ねることが多いので)

最初の1分間はホイールやタイヤハウス内の汚れを大雑把に(できるだけきれいに)落としていきます。タイヤ1本にかけられる時間は移動時間込みで15秒です。

次の1分間は、上(ルーフ)から下へ汚れを落としていきます。1カ所にとどまらず、行ったり来たりしながら(てきぱきと)ボディ全体の汚れを上から下へ効率良く落としていきます。

残った最後の1分間は気になった(目立つ)汚れを落としていきます。私はタイヤハウス内などの汚れ(雪)を落とすことが多いです。

スプレーガンの移動パターン(一例)

ルーフ、ウインドウ4面(左右ドアミラー) → ボンネット → 右サイド上部 → バックドア → 左サイド上部 → フロントバンパー(ヘッドラランプ) → 左サイド下部 → リヤバンパー(テールランプ) → 右サイド下部 → フロントアンダースポイラー

泡洗浄を利用する(洗車機)

効果に関してはあまり自信はありませんが、洗車機の泡洗浄のオプションを利用することでブラシ傷を多少減らせる気がします。よほど頻繁に洗車機を利用しない限り差はでないかもしれません。

洗車後の拭き上げ

スタンドなどでは多くの場合、拭き上げ用の(普通の)タオルが用意されています。

黒ずみがひどいタオルは、砂が噛んでいることがあるので注意してください。不安に思う方は拭き上げ用の「マイクロファイバークロス」や「プラスセーヌ」などを持参した方が確実です。

拭き上げ時の注意点

洗車機に限りませんが、洗車傷を付けないためには拭き上げるときにも注意が必要です。

拭き上げで傷を付けないための一番のポイントは力を入れないことです。拭くと言うよりも水分をタオルに吸収させるイメージで作業します。

最初のタオルではボディの水分を地面に落とすつもりで全体的に大まかに拭いていきます。その後、タオルを新しいものに換えながら、何度かに分けて拭き上げて行くと効率が良いです。

用意されているタオルの量など状況にもよりますが、タオルは絞らずに新しいものに取り換えながら作業を行うことで大幅に時間を短縮できます。

洗車機は混んでいるので時間を優先しています。

冬の洗車で注意すること

冬はウェザーストリップや給油口の水分を拭き取るのを忘れないでください。

私は過去に洗車機を利用した後に拭き取りをせず、ドアを凍り付かせたことがあります。無理にドアを開けるとウェザーストリップが外れたり、千切れることがあるので注意が必要です。

洗車機で落ちなかった汚れ

拭き上げ作業中に気になるのが洗車機で落としきれなった汚れです。大きめの砂が残っているのであれば水で洗い流す必要があります。

薄い汚れであれば優しく拭き取っても良いと思いますが、強くこすらなければ取れない汚れは冬の間はあきらめた方が無難です。どうしても気になるのであれば部分的に水洗い後、「水アカクリーナー」などを使って汚れを落としてください。

タオルで強くこすると洗車傷の原因になるので注意してください。

洗車機のデメリット?

冬は洗車機を利用することのメリットが大きいと思いますが、洗車としては細かい部分の汚れを落とせなかったり、ゆっくりと作業ができないことがデメリットだと思います。

手間を惜しまないのであればコイン洗車場の方が車をきれいにできます。

冬に本格的な洗車を行うには?

冬に本格的な洗車をしたいのであれば、有料で手洗い洗車をお願いした方が手っ取り早いです。

トヨタ販売店の洗車メニュー

個人的にはトヨタ販売店の洗車がおすすめです。料金も安く虫落とし(冬は関係ないですが)などのオプションもあります。

C-HRではありませんが、夏に高速道路での移動が連続であったので洗車を後回しにしたところ大量の虫が乾燥してこびり付いてしまい、お手上げ状態になったことがあります。(確実に虫取りクリーナー1本では除去不可能な状況でした)

このまま放置するわけにもいかないので、虫取りオプション込みでトヨタ販売店に洗車をお願いしまいた。洗車後に担当者と話をしましたが、ここまで大量に虫が付着した車は見たことがなく変なスイッチが入ったそうです。もちろん仕上がりは満足のいくものでした。

ただしトヨタ販売店は忙しいので飛び込みで行くと待たされたり、場合によっては断られたりするので(タイヤ交換の時期は要注意)、まずは電話で確認(予約)してから行くことをおすすめします。

洗車機の利用回数

今シーズンは雪も少なめで暖かったので1月と2月に1回づつ洗車機を利用して乗り切ることができました。

現在は気温が5℃を上回る日があるので自宅で洗車を始めています。写真はホースの中の氷を水圧で押し出したところです。面白いので、つい載せてしまいました。

ちなみに私は「高圧洗浄機」が気になりながらもホースに「散水ノズル」で洗車を行っています。

記事にはしませんでしたが、秋に「スムースエッグ クレイクリーナー」で鉄粉を簡単に除去しました。そのせいなのか、雪が少なかったせいなのかはわかりませんが今年は鉄粉汚れが少なめです。

じっくりと洗車するには、まだまだ寒いので「鉄粉除去クリーナー」は4月に入ってから使うつもりでいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました