
大型スマートフォンに対応した「タブレット対応 車載ホルダー」を取り付けました。
「タブレット対応車載ホルダー」の商品内容

エアコンマウントとブラケットは別々に入っています。今回購入した製品には日本語の説明書も入っていました。

エアコン吹き出し口のフィン(羽)に引っ掛けるアームは想像していたよりも短めでした。組み立てや取り付けに工具は必要ありません。

下部アームは左右に首を振ることができるので設置の自由度は高めです。ただし滑り止めのゴムで支えているだけで固定はされません。
両面テープで接着することも考えましたが、そのまま使用しています。

スマホを挟むブラケットの上下は柔らかいスポンジ系のクッション材が貼り付けてあります。下部ブラケットは縮めた状態で80mmあり、最大で125mmまで広がります。
中央にはスペースがあるのでほとんどのデバイスをホールドしたまま充電可能です。

上部ブラケットは2段構造になっていて1段目は両サイドのボタンを押しながら110mmから170mmまで調整できます。2段目はバネで収納されていて、引き出すとブラケットの高さは最大で220mmまで広がります。
「タブレット対応車載ホルダー」の組み立て

日本語説明書を読めば組み立てに迷うことはないと思いますが、注意点を簡単に説明します。

ブラケットとマウントを接続するのにブラケット裏の4つの穴にマウント側の爪を入れて狭い方へマウントベースを押し上げることで固定されます。それなりに力が必要なのでボールジョイントを外した方が取り付けやすいと思います。(説明書の絵ではそうなっています)

私は不精をして分解せずに取り付けました。マウントベースを押し上げる時にボールジョイントの支柱に力を掛けると破損する可能性があるので、ベース部を押し上げて固定してください。
「パチン」と手ごたえを感じればしっかり固定できています。説明書を見るとマウントベースの上下は関係ないようです。
C-HRへの取り付け
C-HRに取り付ける場合、基本的にセンタークラスターの助手席側エアコン吹き出し口にしか設置できません。運転席側に取り付けるとハザードスイッチやナビなどの操作に支障がでるので注意してください。

助手席側、上から3番目(最下部)のフィンに取り付けたところです。一番楽に設置できる位置です。

ただしエアコン表示パネルに下部アームが当たるので見た目がイマイチです。

下部アーム左側はマウント位置が左にずれると [A/C] ボタンを押すことがあるので注意してください。

写真は「タブレット対応 車載ホルダー」を3番目(最下部)のフィンに取り付けて「Xperia XZ2 Premium」で通常使う高さまで上部ブラケットを伸ばした状態です。1週間くらいはこの状態で使用していました。トップの写真はそのときのものです。
スマホがナビ画面に少し被り、C-HRの時計は見えなくなります。ほかにも助手席側エアコン操作スイッチは運転中は目視できないので走行中の操作は困難です。
「手帳型カバー」を装着したままホールド可能
この記事に写っているスマホはすべて「手帳型カバー」を装着した「Xperia XZ2 Premium」です。

下部ブラケットの左側は「手帳型カバー」のみを押さえています。

下部ブラケットの右側はスマートフォン本体もホールドしています。

ブラケット上部は「手帳型カバー」だけをホールドしているように見えます。スポンジに「手帳型カバー」が食い込んでいるので開いた状態でしっかり固定されています。

強くホールドしたい場合は上部ブラケットの1段目をデバイスの高さより「2~3ノッチ」縮めた状態でスマホを装着すると2段目のブラケットが伸びるのでバネの力でしっかりとデバイスを押さえてくれます。
ただし「手帳型カバー」など柔らかい素材のものはテンションが強いと変形する可能性があるので注意してください。

私は軽い力で脱着できるように1段目のブラケットをほぼスマホと同じ高さに調整して使っています。
取り付け位置の変更
一度目のトライでは諦めていましたが、「いまひとつな感」が拭えないので他の位置への取り付けを試みました。

結果、真ん中(2番目)のフィンへ取り付けることができました。ただし風向を調整するノブを運転席側いっぱいに向けている必要があります。

下部アームがエアコン表示パネルから化粧パネルへ移動したのでスッキリしました。ただし吹き出し口が運転席側に固定されるので暑い日など、場合によっては助手席からクレームがあるかもしれません。

取り付け位置を変更後に大型スマホ「Xperia XZ2 Premium」を装着した状態です。エアコン操作パネル周辺がひらけてナビ画面にも被らなくなりました。「Xperia XZ2 Premium
」で問題ないので「iPhone XS Max」や「Google Pixel 3 XL」などの大型スマホでも問題なく利用できると思います。
「タブレット対応車載ホルダー」の使用感
見やすさ
車載ホルダーは助手席側に設置してありますが、画面を運転席側に向けられるので見辛い感じはありません。(助手席側からナビ画面を見ることが多い方は注意)
マウントの剛性感
下部の支持アームが固定されていないことによる走行中の不具合はありませんが、剛性感が低いと感じることはあります。
マウントの上部アームはストッパーで固定されているので余程のことがない限り外れることはありません。ただし下部アームが固定されていないのでデバイスの脱着は両手で行わなければ安定しません。
デバイスのホールド性
デバイスを上下から挟み込む構造なので安心感があります。下部ブラケットの奥行きも十分にあるので一般的な「手帳型カバー」であれば装着したままホールド可能です。
ホルダーのボールジョイントについて
ホルダーはボールジョイントで固定されているので向きを自由に変えることができます。今のところ走行中に「お辞儀」したり、勝手に向きが変わったりしたトラブルはありません。

ボールジョイントはプラスチックなので古くなったり、気温が高いと緩む可能性があります。そんなときは取り外し可能タイプの「ねじゆるみ止め剤」をジョイントのボール部分に塗布するとしっかりと固定できそうな気がします。(まだ試したことはありません)
総評

冬場はデフロスターやリヤウインドウデフォッガーなど、運転席側エアコン操作スイッチを頻繁に使用するので「マグネット式 車載ホルダー」を使っていたときよりも快適になりました。
ただ、デバイスの脱着に両手を使うので「AUKEY マグネット式 車載ホルダー」や「SmartTapのEasyOneTouch2」に比べて一手間かかります。
それでも価格もリーズナブルで個人的にはかなり満足しています。「iPhone XS Max」や「Google Pixel 3 XL」、「Xperia XZ3」などの大型スマホにおすすめです。



















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