今回は私が新しく購入した「デジタルマルチメーター」について紹介します。使う場面はそれほどありませんが、一台あると電装品のDIYやバッテリーあがりのときに役に立ちます。
小型の「アナログマルチテスター」を所有していますが、数値を読むのが面倒なので「TACKLIFE DM10 デジタルマルチメーター」を買い足しました。
欲しかった機能
私が求めていた機能をまとめました。使い道がDIY用途なので、シビアな精度は求めていません。
※「TACKLIFE DM10 デジタルマルチメーター」の機能詳細はリンク先を見てください。
オートレンジ | 使い勝手を重視。 |
ワニ口クリップ付属 | 両手が空くので何かと便利。 |
単四電池使用 | 手に入れやすい。 |
バックライト | 暗いところでも数値が読める。 |
ピークホールド | 細かな作業のときに便利。 |
低価格 | 購入しやすい。 |
もちろん「TACKLIFE DM10 デジタルマルチメーター」は私の要求をすべて満たしています。
TACKLIFE DM10 デジタルマルチメーターのパッケージ内容
必要なものはすべて付属されているので購入後すぐに使えます。
- デジタルマルチメーター本体(保護カバー付)
- 単四電池 × 3
- テストリード(端子カバー付)
- ワニ口クリップ
- プラスドライバー
- 取扱説明書
- 24カ月の保証書
TACKLIFE DM10 デジタルマルチメーター
付属電池を装着
付属電池を装着するには、本体スタンド裏のネジを抜いてカバーを外す必要があります。
付属のドライバーでネジを緩めることができます。着磁されているので使いやすいです。
ネジ穴がダメになることがあるので、ネジはあまりきつく締めないでください。
テストリード・ワニ口クリップ
テストリードは端子カバー付きです。捨てずに保管時に利用しましょう。
先端はバナナプラグで少し太めです。細かな作業には不向きですが、ワニ口クリップを取り付けることが前提なので個人的には問題ありません。
ワニ口クリップはバナナプラグで固定されているので簡単に抜けることはありません。
バッテリーの電圧測定など先端がワニ口クリップだと両手が空くので作業がはかどります。
クリップは無理が掛からない程度の厚さの部分に噛ませます。
ちなみにこの日のC-HRのバッテリー電圧は12.29Vでした。
2.2インチLCD
見やすい大型のLCDにはバックライト機能があります。6000Kくらいの綺麗なLEDバックライトで、約15秒で自動的に消灯します。ピークホールドと併用すると暗闇での数値の読み取りも楽勝です。
LEDライト
搭載されているLEDライトは手元を照らす程度の明るさです。細かな作業を行うには別途ライトを用意した方が良いでしょう。
本体保護カバー
柔らかい素材なので手にフィットして滑り止め効果があります。それなりに保護機能はあると思いますが、落下などから本体を守れるほどタフな感じではありません。
カバーは室温程度に暖まっている状態で取り外してください。冷えていると破損する可能性があります。
保護カバーの後ろにはプローブホルダーがあります。これが有るのと無いのとでは使い勝手に大きな違いが出ます。
ワニ口クリップを取り付けたままでも装着可能です。
収まりも問題ありません。片手で楽に持ち運びが可能です。
ヒューズ交換
念のためにヒューズの交換方法を説明します。
本体保護カバーと電池カバーを取り外して、本体4カ所のネジを外します。
本体のネジは付属のドライバーでは取り外せないので先の細いドライバーが必要です。私は「精密ドライバー」を使って取り外しました。
電池ボックスの接点がスプリングになっています。ネジを緩めると簡単にカバーが外れるので注意してください。
ネジを締める際は、カバーを軽く押さえながら締め付ける必要があります。※締め付けすぎに注意。
基盤にヒューズが2本装着されています。
使われているのは20mmの「セラミックヒューズ」でした。
ちょっと嫌な予感が…。
250mA(0.25A)と10Aなのですが…。
どちらもさり気なく700Vの刻印があります。
どこで買えと…。
とにかく電流(A)測定はヒューズを飛ばさないように注意してください。
と言うか、あらかじめ電流(A)が予想できる安パイなもの以外は測らない方が良いです。
もしヒューズを飛ばしてしまったら、表示以下の容量のヒューズで我慢するか、本体を買い替えた方が早いかもしれません。
くれぐれも指定容量を超えるヒューズを取り付けないでください。
初心者にもおすすめ
「TACKLIFE DM10 デジタルマルチメーター」はリーズナブルな価格で多機能です。(個人的に)痒いところに手が届く満足度の高い製品でした。
DIYユースの他に入門用にも最適なので、テスターの購入を検討している方は選択肢の一つとしておすすめします。
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