以前の記事で紹介した加工済み「OBD2分岐ケーブル」を取り付けました。
トップの写真は「レーダー探知機」のコードをAピラー内に隠し、配線の取り回しを決めたところです。作業途中で一時的に撤収したので [OBD2端子] はフリーな状態のまま、周りのパネルを戻しました。
加工済みOBD2分岐ケーブルの取り付け
今回の作業では、アクセサリー電源化した『OBD2コネクター』は「レーダー探知機」と接続、未加工の『OBD2コネクター』は [OBD2端子] の純正位置に固定します。(入れ替えます)
純正OBD2端子のコネクター形状確認
純正 [OBD2端子] のコネクター形状を確認します。C-HRは『汎用型』のコネクターでした。
※製造時期やモデルによってコネクター形状が異なる可能性があるので「OBD2分岐ケーブル」を購入する前に確認することをおすすめします。
[OBD2端子] をいきなり外すこともできますが、作業スペースの確保と接続機器の配線を隠すために [OBD2端子] 周りのパネルを取り外します。
キックガード取り外し
最初にキックガードを取り外します。ツメで固定されているだけなので上に引っ張ると外れます。
足元右側パネル取り外し
足元右側のパネルは奥のネジ1個とクリップ2個で固定されています。奥にあるネジを外してから、パネルを手前下方向に引っ張るとスムーズに取り外せます。
パネルを固定していたクリップが車体に残るので「クリップ外し」などを使って取り外すのを忘れないでください。
外したクリップはパネルに取り付けておきます。私は傷防止のために「クリップ外し」の力が掛かる部分にビニールテープを巻いています。
ハンドル下アンダーカバー取り外し
次にハンドル下アンダーカバーを取り外します。
アンダーカバーは白丸のネジ2カ所と緑丸のツメ2カ所で固定されています。
右側のネジを緩めるには足元右側のパネルを取り外す必要があります。2カ所のツメは軽く押すと外れるので無理な力は加えないでください。
純正OBD2端子の取り外し
[OBD2端子] は2カ所のツメで固定されています。ツメを押さえて、コネクターを奥に押し込むと金具から取り外せます。
私はマイナスドライバーでツメを押さえながら片側ずつ外しました。
OBD2分岐ケーブル取り付け
フリーになった [OBD2端子] に「OBD2分岐ケーブル」を取り付けます。※奥まで確実に差し込んでください。
加工したコネクターにOBD2機器を接続
アクセサリー電源化した『OBD2コネクター』に「OBD2接続アダプター」を取り付けます。
「OBD2分岐ケーブル」のアクセサリー電源化について知りたい方は前回の記事をご覧ください。
コムテックの「OBD2接続アダプター」は、8ピンしか利用しないようです。
未加工のOBD2コネクターを純正位置に取り付け
「OBD2分岐ケーブル」の『OBD2コネクター(未加工)』を固定金具に取り付けます。
アクセサリー電源を接続
あらかじめ準備していた『アクセサリー電源用配線』と加工した『OBD2コネクター』の配線を接続します。
今回は接続が簡単なエーモンの「接続コネクター」を使用しました。
[アクセサリー電源] は「ウインカー連動デイライト」用の「トヨタ用コネクタワイヤキット付き青色LEDプッシュスイッチ」から取り出します。
余分な『アクセサリー電源用配線』をカットします。
先端に「配線コネクター」を取り付けます。
「トヨタ用コネクタワイヤキット付き青色LEDプッシュスイッチ」の [アクセサリー電源] に「配線コネクター」を接続して、OBD2接続機器のアクセサリー電源化は完了です。
動作確認
起動するタイミングは、わずかに(数秒?)遅くなった気がしますが、GPSもすぐに受信しますし、車両情報の表示に不具合はありません。
正常に動くことが確認できたので「OBD2分岐ケーブル」やケーブルをアンダーカバー内に隠して、取り外したパネルを元に戻します。
作業終了
外したパネルを戻せば作業終了です。
アンダーカバーを取り付ける(戻す)際は、左奥のフックを差し込むのを忘れないように注意します。
以前は足元パネル内に「OBD2接続アダプター」の余ったケーブルを隠していたので中はパンパンでしたが、今回の作業でスッキリしました。
これで『暗電流』が多少なりとも減ることを期待します。
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