【洗浄】エンジンルームのクリーニング【スチーム】

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埃だらけのトヨタエンブレム

前々から気になっていたエンジンルームをDIYで大掃除しました。

感電に注意

ハイブリッド車のエンジンルームには高電圧機器が搭載されているので注意が必要です。

高電圧機器

手の届く位置で危険なのは高電圧のインバーターです。


コネクターは絶対にはずしてはいけません

カバーはもちろんのこと、コネクターも絶対に取り外さないでください。


防寒テムレス

万が一の感電に備え「絶縁グローブ」を用意するべきでなのですが、私は持っていないので「防寒テムレス」を装着して作業を行いました。(絶縁効果は不明です)

三興化学工業 エレテックス電気絶縁手袋 No.503 L(交流600V以下)
三興化学工業
絶縁性の高い天然ゴムラテックスを使用した電気絶縁手袋 材質は絶縁性の高い天然ゴムラテックスを使用、粉無しタイプ。

大きなパーツの汚れ

大きなパーツや入り組んでいない部分は雑巾で簡単に水拭きします。

簡単に水拭き

写真は水拭きを終えた状態です。大まかに汚れを落として次の段階へ。

細かなパーツの汚れ

細かいところは歯ブラシを利用します

入り組んだ部分や細かなパーツは使い古しの歯ブラシを使って優しくホコリをかき出していきます。

出てきたホコリは雑巾で拭き取ります。完璧は目指していないのでほどほどで次の段階へ。

手の届きにくい部分の汚れ

手の届かない場所や歯ブラシではきれいにできなかった部分は「スチームクリーナー」を使用します。

スチームクリーナー使用直後

高温のスチームが一カ所に集中しないようにノズルの先端を常に動かしながら洗浄していきます。エンブレムまわりの細かい溝もきれいになりました。


奥まったところも洗浄

手の届かない奥まったところも洗浄します。タンク横の格子状のへこみもきれいになりました。

同じ場所にしつこくスチームを吹きかけると熱でパーツが変形したり、破損する可能性があるので頑固な汚れはスルーしています。

流れ出た汚れはノズルの先端を離してスチームの温度が下がった状態で洗い流しています。

余分な水分を取り除く

スチームクリーナー」を使用したあとは水浸しになります。「ブロア」を使って水分を吹き飛ばしたいところですが、気温が氷点下だったので目につくところだけ雑巾で拭き取りました。(手抜き)

仕上げ

フクピカトリガー強力タイプ

フロントカバーやエアクリーナーボックスなど、樹脂パーツを「フクピカトリガー強力タイプ」を使って仕上げました。

※気温が低いと「ワコーズ スーパーハード」は使えないので注意してください。

エンジンルームのフロントカバー

しっとりとした艶でなかなか良い感じではないでしょうか。洗浄前とは比べ物になりません。


クリーニング終了

完璧を求めるときりがありません。気になるところもありますが、故障の原因になっては本末転倒です。

見た感じ汚くなければOK(自己満足)なので、今回はこの辺でエンジンルームの清掃は終了とします。

スチームクリーナーについて

私はエンジンルームのクリーニングに「スチームクリーナー」を使用しています。「専用クリーナー」を使わなくても大抵の汚れは落とせるので気に入っています。

エンジンルームのカプラーは防水仕様

ただし「エンジンルームは高温で水が侵入するし、カプラーも防水されているので大丈夫だろう」と、私の勝手な自己判断で「スチームクリーナー」を使用しているので、同様の作業を行われる方は自己責任でお願いします。

※ヒューズボックス内、エアクリーナーへの水の侵入には注意してください。

スチームクリーナー」は水蒸気を勢いよく噴射して汚れを落としていくので、熱(100℃前後)と水分でエンジンが故障したり、パーツを破損する可能性があります。
スチームクリーナー」を購入する前はコイン洗車場のスプレーガンで年1回程度エンジンルームを洗っていましたが、今のところトラブルに遭遇したことはありません。(近づけすぎると水圧でパーツが破損するので要注意)

【エコ・クリーンEX】 SC-1500 (生産終了品)

スチームクリーナー

私が使用している「スチームクリーナー」は2013年に7,500円(税込)ほどで購入しました。見た目はオモチャっぽいですが、意外と使える奴です。

リーズナブルな製品の中では珍しく、タンク容量が1.5Lもあります。それにスチームが【瞬間発生方式】なので、作業途中で水が無くなってもすぐに継ぎ足しが可能です。(1日の使用は1時間以内が目安、長時間の連続使用は非推奨)

ほかにも吹き出しノズルがホース(約1.5m)の先端にあるので狭いところにもスチームを噴射できます。エンジンルームの洗浄に使用するには、延長ホースは必須ではないでしょうか。

注意点としては、消費電力が1450Wもあるので延長コードを使用する場合、定格容量に注意しなければなりません。ただし電源コードが約4mと長いので直接コンセントに刺して使用できる場面の方が多いと思います。

私はガレージのコンセントに直接刺して使用しています。

残念ながら現在は生産を終了しているようです。壊れたときのことを考えると再生産を期待しています。

家庭用途でのスチームクリーナー

おすすめしているように見えるとあれなんで、一応書きます。

スチームクリーナー」はあると便利ですが万能ではありません。

私はエンジンルームの清掃やパーツ洗浄のために「スチームクリーナー」を購入しました。

家庭内の清掃にも使用したことがありますが、使いどころが難しいです。

汚い場所にいきなりスチームをかけると匂いが出ますし、汚れが飛び散ります。「マジックリン」や「カビキラー」を使ったほうが簡単で早いです。(個人的感想)

仕上げ(除菌など)として使う分には問題ありません。

我が家ではどうしてもきれいにできない(手やブラシが入らない)ところやクリーナーを使ってもなかなか落ちない汚れに対してのみ「スチームクリーナー」をブラシなどと併用して使用しています。ただし使用頻度は極めて低いです。

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さいごに

気温が低い中で「スチームクリーナー」を使用すると視界が著しく遮られるので、動かしては止め、動かしては止めの繰り返しで予想よりも時間がかかってしまいました。

スチームも激しく漂っていたので近所に不審がられていないかだけが気掛かりです。

この記事はエンジンルームのクリーニングを個人で行うことを推奨しているわけではありません。エンジンルームをきれいにしたい方は、トヨタ販売店や専門店に相談することをおすすめします。

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