今回はKURE(呉工業)から発売されている「ラバープロテクタント」を紹介したいと思います。
ラバープロテクタント
「ラバープロテクタント」はゴム製パーツの硬化やひび割れを防ぐスプレータイプの保護剤です。ゴムに浸透して本来の弾力を保つとともに、表面にコート層を形成して劣化や汚れの再付着を防止します。他に各種ゴム製ベルトの鳴き止めにも効果があります。
ラバープロテクタントの使用箇所
エアダクトホース、ラジエターホース、ブレーキホース、プラグコード、ディストリビューターカバー、ファンベルト、ウェザーストリップなどゴム製パーツの清浄・保護。
私が「ラバープロテクタント」を定期的に使用している箇所はウェザーストリップです。コーティング目的で1~2カ月に1回ほど時間に余裕があるときに使用しています。
ラバープロテクタントの使い方
「ラバープロテクタント」をスプレーする前に泥など目立つ汚れは取り除きます。※ひどく汚れていなければ簡単に水拭きするだけで良いと思います。
ゴム製パーツが乾いている状態でスプレー使用してください。付属のエクステンションチューブを使用すると細かな部分にもスプレー可能です。
私は大まかにスプレーして手早くクロスで全体的に伸ばしています。
劣化防止には薬剤を多めに吸収させた方が効果はあると思いますが、私は表面の防汚コーティングが目的なので簡単に済ませています。
ドア側の大きなウェザーストリップも薬剤が全体に行きわたるようにクロスを併用して手早くコーティングしています。こだわるとキリがないので溝の奥など細かい部分は適当です。
目につくボディ側のウェザーストリップは多少真剣に作業しています。
カーテーシーランプスイッチのゴムカバーにも忘れずにスプレーしています。
ラバープロテクタント使用前後を比較
正直、新車に使用しても違いがわかりにくいです。
今まで記事にしなかったのはそのせいなのですが、一応C-HRのウェザーストリップに「ラバープロテクタント」を使用した前後の写真を載せておきます。
新品の状態から「ラバープロテクタント」を使っても見た目の違いはわかりませんが、劣化防止には効果的だと思います。
それではあまりにもあれなんで…。
古いウェザーストリップに使ってみた
年季の入ったウェザーストリップに「ラバープロテクタント」を使用する機会があったので、写真を撮ってきました。
ウェザーストリップをきれいにする物ってありますか?
あるよ~(※HEROのマスター風)
とは言ってもひび割れたり硬化してしまったゴムを復活させることはできません。
実際に使ってみた
実は古いウェザーストリップに使うのは初めてです。汚れを見たときに迷いましたが、とりあえず「ラバープロテクタント」をいきなりスプレーして拭き上げることに。
うおおお、マジか!
凄い!
「ラバープロテクタント」をスプレーしてクロスで拭き上げる作業を2~3度繰り返すうちに見違えるほどきれいになりました。
汚れが落ちなかった場合、柔らかい歯ブラシか「メラミンスポンジ」での作業を覚悟していたので拍子抜けです。
寒いから、後は自分でやって
「ラバープロテクタント」を使わなくてもきれいになったような気がしなくもないですが、本人曰く「水拭きしてもきれいにならなかった」とのことなので「ラバープロテクタント」と相性が良いワックス成分などが長年積もった汚れ(油性の汚れ)だったのかもしれません。
スッキリと汚れが取れて大喜びでした。取り合えずはコート層が汚れの再付着を防止するのでしばらくはきれいなままだと思います。
定期的に使うことで汚れは防止できると伝えましたが「ラバープロテクタント」を実際に購入したかは不明です。(いや、きっと買ってない)
ラバープロテクタントを使う上での注意点
- 用途以外には使用しない。
- ゴム表面が高温の場合は使用しない。
- 油膜の原因となるので、ワイパーブレードには使用しない。
- 著しく劣化したゴムには使用しない。
※詳しくは製品記載の<使用上の注意>をご覧ください。
気になるゴム製パーツには使用可能ですが、石油系溶剤が入っているので用途以外には使用しないでください。
C-HRに限らず自動車にはゴム製パーツが大量に使われています。特にエンジンルーム内は高温になりパーツの劣化も早いので、エンジンルーム内のゴム製パーツにも今後使っていこうと思っています。(無理かな…)
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