「2極単投」と言われるスイッチを使って、リレーを使わずに二つの回路を同時にON/OFFします。
2極単投スイッチ
二つのスイッチが一つになった物で、2本の線を交わらせずに”二つの回路”を同時に切ったり繋げたりできます。
私は「ウインカー連動デイライト」で「ウインカー連動機能」の切り替えと「ウインカーのみ作動」させるモードを実現するために2個ほど「2極単投」スイッチを購入しました。
「2極単投」スイッチの中身は二つのスイッチを一つのレバーで同時に切り替えるだけの単純なものです。なぜ分解した写真があるのか?と言うと、何度か動かしただけで壊れてしまいました。返品は面倒なので分解して修理を試みます。
修理と言っても「アロンアルフア プロ用耐衝撃」で割れた部品をくっ付けただけです。このアロンアルファはかなりおすすめで私が今まで使った瞬間接着材の中で一番「強度」があると思います。少々値段は高いですが、きちんとしたフタが付いていて乾燥しないのでランニングコストはそれほどかかっていません。
「アロンアルフア プロ用耐衝撃」で結局パーツはくっ付いて使えるようになったのですが、気持ち悪いのでウインカーを単独で使えるスイッチは諦めることにしました。「ウインカー連動デイライト」用の配線図は載せますので興味のある方は参考にしてください。
左右のデイライトへの配線の矢印の部分にスイッチを割り込ませることでウインカーのみ作動させることができます。条件として配線の片方が少なくとも二股になっていて整流ダイオードでプラスとマイナスが反転した時に別のルートを通る回路の場合に限ります。
「ウインカー連動機能」をキャンセルするには回路の制限はなく、左右のウインカー線に「2極単投」スイッチを割り込ませるだけなので簡単です。
スイッチは空きスイッチパネルに取り付けようと思っていたのですがサイズがギリギリすぎて無理でした。注文する時にサイズを良く見ていなかったのが原因です。
今回購入した輸入物のスイッチは切り替えがプラスチック製で耐久性に難があるので、次に買う時は「NKKスイッチズ(日本開閉器)M-2021」にするつもりでいます。
しかしC-HR純正の空きスイッチパネルは骨組みも多く丈夫に作られているのでスイッチ用のパネルに利用するにはかなり面倒な作業になりそうなので壊れるまではこのままだと思います。
いや壊れても純正空きスイッチパネルの利用は断念します。
仕方がないので接続部分を絶縁してパネルの裏に設置します。今回購入したスイッチは耐久性が心配なのでディーラーの点検に出す時以外は切り替えずに使用することにしました。
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