CAROZE C-HR LEDルームランプセットが届いたので取り付け方と簡単なレビューをお伝えしたいと思います。
セット内容
フロントルームランプ×1、リヤセンターランプ×1、バニティランプ×2、になります。小型のマイナスドライバーが付属していたので明るさの調整をするのに精密ドライバーを用意する必要はありませんでした。
フロントルームランプ
フロントルームランプは片側に18灯、合計36灯の3chipSMDが実装されていて108連LEDと同等の明るさです。
フロントルームランプに2カ所、リヤセンターランプに1カ所、明るさ調整用のダイヤルがあります。私の個人的体感では「100%~30%」の範囲で明るさを調整できました。
裏側には左右それぞれに、LEDドライバー、ブリッジダイオード、チップ抵抗(200Ω)が実装されています。真ん中にスポンジと両面テープが張り付けてあり簡単に固定できます。
コードはそれなりの太さですし、接続端子もしっかりしているので取り付ける時に安心感があります。よほど無理をしなければ千切れる心配はありません。
フロントルームランプの2カ所にバリがあったのでヤスリで綺麗にしました。そのままでも特に問題はありません。
フロントルームランプ取り付け
車両から最初にランプ本体を外す時は前側のクリップ2個がかなり硬いので指では無く内張剥がしなどを利用した方が良いかもしれません。本体を外したらカプラーを抜いて4カ所のネジを外せば分解できます。
両面テープで固定する前に収まりを確認します。私が自作した基板よりも小型で中にぴったりと収まって固定されます。
透明のカバー以外を組んで端子を接続します。極性は関係無いので気にせずに差して大丈夫です。
両面テープで固定時、コードの取り回しに注意してください。内側に回すと本体を組み立てる時にコードを挟み込んでしまうので、写真の様に外側から回して押し込むと綺麗に収まります。
両面テープを張り付けたらカプラーを接続して点灯確認と明るさの調整を済ませます。肉眼で直視できないほど明るいのでサングラスを掛けるなりして眼を保護してください。
最大輝度でもそれほど発熱は感じませんでしたが、マージンを取って多少暗く(調整用ダイヤルを約30°ほど回しました)調整しました。発熱はほぼありません。
調整が済んだら本体を少し浮かせて透明カバーを割り込ませます。ネジはあまりきつく締める必要はありません。
カプラーをはめて車両に取り付ければフロントルームランプの取り付け作業は終了です。
リヤセンターランプ
リヤセンターランプは3chipSMDが36灯実装されていて108連LEDと同等の明るさです。
裏側には、LEDドライバー、ブリッジダイオード、チップ抵抗(150Ω)が実装されていました。両面テープは張り付けてありません。基板にはバリなどは見当たりませんでした。
接続端子は両金口タイプで極性は気にせずに接続できます。コードもしっかりと接続されていました。
リヤセンターランプ取り付け
リヤインテリアランプの透明カバーの前側に2カ所へこみがあるのでマイナスドライバーなどを差して取り外します。私は本体を天井から取り外した方がカバーは外しやすいと思いますが通常本体は取り外さずにカバーだけ外して作業します。
DIYをしない方にはここが一番の鬼門になるかもしれません。サイズがギリギリなので可動しない端子側から差し込みます。無理をすると両金口アダプターが曲がったりコードを断線させたりするので力任せの作業は厳禁です。
アダプターが多少斜めでも固定されていれば問題ありません。無理に真っすぐにしようと思うとアダプターが変形することがあります。この段階で点灯確認と明るさの調整を済ませます。最大輝度から若干暗めに調整すると(調整用ダイヤルを約15°くらい回しました)発熱は感じなくなりました。この時にコードの取り回しも考えておきます。
透明カバーに合わせて隙間を調整しながらカバーを取り付けます。カバーギリギリに作られているので両面テープ(付属していません)などで基板を固定してしまうと上手く収まらずに破損させてしまうこともあるので注意してください。コードは折れない様に取り回します。
カバーをはめればリヤセンターランプの取り付け作業は完了です。
バニティランプ
バニティランプは3chipSMDが4灯実装されていて12連LEDと同等の明るさです。
バニティランプは定電流ダイオードではなくチップ抵抗(65Ω)を4個使用しています。無極性を実現させるためにスイッチングダイオード2個と専用の基板を使っていました。3chipSMDはルームランプの最大輝度に近い明るさで発光しているので多少熱を持ちますが触れないほどではありませんでした。
バニティランプ取り付け
バニティランプは内張り剥がしなどを左側から深めに差し込んで中のクリップを押して取り外します。バニティランプのLEDは照射する方を下にして差し込むだけです。
バニティミラーを開いて点灯確認をして元に戻せば取り付け作業は完了です。
レビュー
作業は明るいうちに終わらせていたので最大輝度から少し絞った状態でした。夜間、光量の確認をすると尋常じゃない(個人差があります)明るさでした。外からあまりにも見えすぎるので最低の光量に調整しなおしました。それでもまだまだ明るいので普段はドアに連動させていませんが、点検の時に「ユーザーカスタマイズ機能」でイルミネーションの「パワースイッチOFF後の作動」を”なし”に設定してもらおうと思っています。
他社製品でもっと大量に3chipSMDを搭載して光量調整のできない製品などがありますが、どれだけ明るいのか想像もつきません。街灯の無い山や海で不用意に点灯させると恐ろしいことになりそうです。
バニティランプはフロントやリヤに比べると暗く感じてしまいますが、12連LEDなので実際は明るいと思います。
「C-HR LED ルームランプセット CAROZE」に取り付け説明書などは付属していませんがリンク先にフロントルームランプの取り付け動画があります。他にもネットにいろいろと情報があるので取り付けは問題ないと思います。
これだけの明るさ(調整可能)と1年保証がついて 2,980円(税込、送料無料)なのでかなりコストパフォーマンスは高いと思います。そこまでこだわりが無く、何となくLED化を考えている方には汎用タイプのLEDよりもずっと簡単で安心なのでこちらの製品をおすすめします。
コメント